Webライティングのコツとは?文章力向上のための3ポイント

記事公開日:2018.05.22

最終更新日:2018.05.29

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スマホのような情報端末の普及、ネット回線やSNSの発達により、多くの人がWeb上に文章を書く時代になっています。企業サイト運営の担当者・Webライター・個人ブログの趣味を持つ方に向け、Webライティングのコツを紹介します。

Webライティングとは

Webライティングとは、Web上(インターネット)で文章を書くことを指します。Web向けの文章作法や、各々が文章を書く「目的」に応じたテクニックがあり、知識を持つことが文章力向上の一歩目となります。

ユーザーの興味を惹き、読ませるためのコツ

企業サイト運営の担当者ですと、企業サイトに設定されている「成果」を目指してWebライティングを行う必要があります。企業そのものや扱っている商品・サービスの認知・売上・会員登録など、多様な「成果」が存在するでしょう。検索ユーザーが「成果」に向けて動くよう、導くための文章が求められます。

Webライターですと、依頼を受けたキーワードやタイトルに応じて、速やかに記事コンテンツを作成する必要が生じるでしょう。文章作成の速さは、後々の修正に費やす時間確保につながります。Webライティングのコツを身につけることで、業務の負担軽減と、クライアントからの信頼獲得に結びつきます。

個人ブログの趣味を持つ方ならば、「趣味でやっているだけだから、Webライティングのコツなんて不要」と思われる方もいるかもしれません。もちろん、法と社会マナーの範疇で、自由に書いて満足できるなら問題ありません。

しかし、個人ブログを運営している方の多くは「多くの人に読まれたい。認知されたい」という欲求があるとされています。せっかく書いたブログを多くの人に読まれるためには、Webライティングのコツは役立つでしょう。

ポイント1.Webライティングの基本

Webライティングのコツとして、Webに適した基本的な文章術があります。以下に3つの基本要点をご紹介します。

基本要点1.簡潔な文章にする

書籍や新聞といった紙媒体の文章と異なり、Web上の文章は「何のデバイスで読まれるか」で読まれ方が変化します。
Web文章が、パソコンで読まれることが主流のときは、多くの人は席に座って読んだことでしょう。しかし、スマートフォンが普及したことで、多くの人は移動中・何かの待ち時間・休憩時間といった「スキマ時間」を用いて、簡便に素早くWebに触れるようになりました。

現代のWebライティングは、読み手の環境や動向の変化に合わせ、「スキマ時間」でも手軽に読める文章を求められる傾向が強くなっています。

簡潔な文章にするための例

簡潔な文章にするための例を、以下に表しました。

  • 1文が長くなりすぎることを避ける
  • 不特定多数にも意味が通じやすい、わかりやすい表現を心がける
  • 結論を最初の方で明示するなど、ユーザーが求める要点を短時間で得やすくする
  • 記事が紹介・主張する事柄と、理由を明確に提示する

想定される読者層や文章の内容によって「簡潔な文章」の定義は変化する面があります。けれど、「この文章はわかりにくい」と思った読者は簡易に他のWebページに移ってしまう、という可能性を考えれば、文章の簡潔性を追求する意義はあるでしょう。

基本要点2.読者にベネフィットを示す

ベネフィットとは、利益や恩恵を意味します。また、広告を主とするライティングでは、ベネフィットの他に、ファクトやメリットという要素もあわせて重視されます。3つの要素の意味と、どのようにユーザーに働きかけるかを、「スマートフォンを買おうとしているお客様」に向けた場合という例で、以下の表にまとめました。

ベネフィットを示すことがライティングのコツとして挙げられる理由は、読者に商品やサービスへの興味を持ってもらい、「記事を読むことで、自分のライフスタイルに良い変化を起こせる・つなげられる」というイメージを抱いてもらうためです。

ユーザーに「自分の生活がより良くなる・心地よくなる」という期待を持ってもらおう、という視点でライティングを行えれば、最後まで読まれる記事を作成できるでしょう。

基本要点3.数値は具体的に書く

例えば、ハリウッド映画の宣伝で「全米が泣いた」という言葉が用いられているのを、見たことがある人もいるでしょう。ユーザーに「感動的な映画なのだろう」という想像をさせる意味では、ひとつの比喩表現として訴求効果がありますが、具体的ではありません。

映画興行収入のランキング順位や、映画を観た人へのアンケート調査で「20代女性で『感動した』と答えた人:69%」とか「30代男性リピーター率:9%」というように、ターゲット層や動向を統計・数値化によって明確にすると、記事の説得力や信憑性を増すことができるでしょう。

また、数値の調査を行うことで、ライター自身の情報把握度が高まり、あやふやなライティングを避けられます。ユーザーの情感を刺激するフレーズの抽象性と、数値の明確化による具体性は、併用することで上質な記事作成に役立ちます。

ポイント2.再現性を意識したライティング

「文章を書くのは苦手」「記事の書き方がわからない」と思っている人が、仕事上どうしてもライティングを行わなくてはいけないケースもあるでしょう。どのように文字を書き進めていけばいいのかわからない人に、おすすめするライティングのコツは、再現性のある文章を意識するという点です。

ライティングにおける再現性とは、「ユーザーの需要を調査して、誰が書いても必要水準に達した文章を作成できること」を指します。

小説やエッセイのように芸術性や文学性を求められるジャンルだと、筆者の個性が文章に現れていないといけません。同じものを書こうとしても他者には困難、という状況は「再現性がない・低い」と言えます。

再現性のあるライティングを意識すると、作成パターンを構築することができるので、「書き悩むあまり、記事作成がとまる」という事態を避けられるでしょう。

再現性を高めるライティングの方法

再現性を高めるライティングには、以下のような方法があります。

  • リサーチから、記事キーワードを選定し、ユーザーの需要を見出す
  • ユーザー像を想定して、適した文章構成を組む
  • 本文を書く
  • 推敲・添削・校正を行い、文章を洗練する

「必要な情報を集め、需要に応じるように書く」ことをルーチン化すると、記事作成をスムーズに行いやすくなります。もちろん、個々人の文章力や、収拾した情報への理解力などで、仕上がる文章は自然と異なります。
しかし、ユーザーの意向に反するような極端に低品質な文章を作成してしまうことは避けられるでしょう。ユーザーを意識したライティングを型に沿って継続することで、経験を積みやすくなり、文章力アップにつなげられます。

推敲・添削・校正に関しては、以下の記事に詳しくありますのでご覧ください。
【添削のコツとは?推敲・校正と合わせて文章力を上げる方法】

ポイント3.Webメディアの特性を活かす

Webメディアの特性を活かすライティングとは、検索エンジンから評価を受けるためのSEO対策を行うことです。

SEOとは、Search Engine Optimizationの略であり、「検索エンジン最適化」を意味します。検索結果の画面で、Webサイトがより多く露出される行う様々な取り組みを指します。

記事タイトル・見出し・本文内にSEOキーワードを盛り込んだり、内部リンクを充実させることは、検索エンジンからの高評価を得ることにつながります。検索エンジンからの高評価は検索結果画面での上位表示という形で表れ、検索ユーザーの流入数増加が見込めます。

SEO対策キーワードの使用は、ユーザーへの「わかりやすさ・読みやすさの向上」にも密接に関連します。ページタイトルの単語をひとつ変更することで、流入数が大きく増加するということもありえます。企業サイトの運用担当者やWebライターにとって、SEOの知識と施策は重要となっています。

SEOに関しては、以下の記事に詳しくありますのでご覧ください。
【SEO対策の基礎とは?初心者向け基本まとめ】

ライティングのコツを知って文章力を向上させる

文章力の向上には、まず「書くことに慣れる」が第一です。しかし、闇雲に書いているだけでは、ライティングが上達しているかがわからず、不安に襲われる恐れもあります。

ライティングのコツを知ることは、努力の方向性を確認し、より良い記事の作成・ユーザーの満足度・成果獲得につながるでしょう。

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筆者

t.miyamori

Bigmac株式会社 メディア事業部所属 2017年10月入社。文章を書く関連の仕事に興味を持ち、畑違いの前職(接客・小売業)から一転、ご縁をいただいてBigmacへ入社。わからないことだらけの業務の中、新鮮な気持ちで勉強中。趣味は、ドライブ、ボードゲーム、映画鑑賞、読書。創作物は、おもしろそうなら何でも手を出しますが、フィクションをこよなく愛してます。 虚構の中でこそ表現できる真実もある、とかなんとか。

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