GoogleAdWordsで使用可能な自動入札機能

記事公開日:2018.02.16

最終更新日:2018.02.28

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GoogleAdWordsの自動入札機能は日々進化を続け、入札調整を楽にしてくれる他、成果にも大きな影響をもたらしています。自動入札機能の精度はますます向上しているので、改めて仕組みを理解し、より良い成果改善に繋げましょう。

自動入札機能とは

アカウント運用にAdWordsの自動入札機能を活用すると、特にリスティング広告では、入札単価をキーワード毎に設定する時に、手間のかかる作業の時短や、推測に頼った作業を排除することができます。

これまではキーワード毎に個別の入札単価を設定しパフォーマンスを確認していましたが、近年では、AdWordsのシステムが最適な入札価格を調整してくれる時代になってきています。自動入札機能にも複数種類があり、状況に応じて使い分けることが広告アカウントの最適化に繫がる近道となります。

いろいろな自動入札機能

実際にどのような自動入札機能があるのかを見ていきます。また、各自動入札機能はキャンペーン階層、広告グループ階層に紐づけすることが可能です。比較的多く使用するAdWordsの自動入札機能のみ、設定手順も併せて載せておきます。

クリック数の最大化

クリック数の最大化は、設定している一定の予算の中で、最大限クリック数を稼げるように自動的に入札単価を調整してくれる入札戦略です。

また、自動的に調整と言われるとクリック単価の高騰が気になりますが、上限を設定することができるので、「1クリック¥300までの中で最大化する」という設定も可能です。

主な目的は、Webサイトへのアクセス数を最大化することですが、筆者の場合はアカウントの初動時に使用することが多く、だいたい○○円で掲載順位が○位などを確認した上で、個別の単価調整に切り替えることが多いです。

設定方法は下記になります。
まず、「GoogleAdWordsにログイン」→「共有ライブラリ」→「入札戦略」→「+入札戦略」→「クリック数の最大化」の順に進めます。

①入札戦略の名前を入力します。(分かりやすい名前が良いでしょう)
②1クリックあたりの上限入札価格を記入します。
③「キャンペーンを含める」をクリックすると、上記画面で紐づけたいキャンペーンを選択することが可能なので、該当するキャンペーンを選択します。
④最後に「保存」をクリックして終了です。

検索ページの目標掲載位置

検索ページの目標掲載位置とは、検索結果の1ページ目や、検索結果上部に広告掲載される機会が増えるように、入札単価を自動的に調整してくれる入札戦略です。主な目的は、検索結果2ページ目の広告掲載で機会損失が怖い場合です。

目標優位表示シェア

目標優位表示シェアとは、指定したドメインの広告よりも上位へ広告掲載したい場合に、上位表示を達成できるように入札単価を自動的に調整してくれる戦入札戦略です。
どうしても競合よりも広告を上位表示させたい場合に使用しますが、指定できるドメインは1種類なので、競合が複数いる場合だと、他の入札戦略を適応した方が良いでしょう。

拡張CPC

拡張CPCとは、各クリックがコンバージョンにつながる可能性があると判断した際に、設定したキーワード毎の入札価格を自動調整してくれる機能です。

以前の拡張CPCでは、+30%~-100%までの範囲内で自動調整を行っていましたが、ユーザー層や配信エリア別でのCVRの違いを十分に考慮できるように、+30%の上限が撤廃されました。導入時のリスクが少ないので、デフォルトで設定しておくことを推奨します。

設定方法は下記になります。
まず、「GoogleAdWordsにログイン」→「共有ライブラリ」→「入札戦略」→「+入札戦略」→「拡張CPC」の順に進めます。

①入札戦略の名前を入力します。(分かりやすい名前が良いでしょう)
②「キャンペーンを含める」をクリックすると、上記画面で紐づけたいキャンペーンを選択することが可能なので、該当するキャンペーンを選択します。
③最後に「保存」をクリックして終了です。

目標コンバージョン単価

目標コンバージョン単価は、目標とするコンバージョン単価(CPA)内でコンバージョンをより多く獲得できるように入札価格を自動調整してくれる入札戦略です。他の機能と比較しても、最も高度な機械学習によって自動調整してくれるため、過去30日間で30件以上のコンバージョンを獲得していないと機械学習がうまくいきません。

また、目標コンバージョン単価の導入時からシステムの機会学習がある程度完了するまでは、広告パフォーマンスが低下する傾向にありますので、注意が必要になります。

設定方法は下記になります。
まず、「GoogleAdWordsにログイン」→「共有ライブラリ」→「入札戦略」→「+入札戦略」→「目標コンバージョン単価」の順に進めます。

①入札戦略の名前を入力します。(分かりやすい名前が良いでしょう)
②「キャンペーンを含める」をクリックすると、上記画面で紐づけたいキャンペーンを選択することが可能なので、該当するキャンペーンを選択します。
③該当広告アカウントで目標としているコンバージョン単価(CPA)の上限を設定します。
④最後に「保存」をクリックして終了です。

目標広告費用対効果(ROAS)

目標広告費用対効果は、指定した目標広告費用対効果内でコンバージョン数を最大化できるように、入札単価を自動調整してくれる機能になります。目標コンバージョン単価と同様に、高度な機械学習を基に入札価格を自動で調整する機能になります。現状の広告費用対効果の目標を達成しながら、さらにコンバージョンの価値を高めたいという場合に導入します。

自動化に寄り添う需要性

冒頭でも記述したように、GoogleAdWordsの自動化はますます精度が向上しています。既に人が管理するよりも精度が高くなってきており、これまで行ってきた作業時間の削減にも繋がってきています。

ただ、すべてを自動化にまかせていれば良いというわけではありません。あくまで広告パフォーマンスを確認するのは人です。確認するのが人である以上、すべてが自動で完結はできません。自動化の仕組みを理解し、自動と手動のバランスを保つことで運用型広告はより良いものとなっていきます。

大事なことは、如何にGoogleAdWordsの自動化、システム化に寄り添うことができるのか、ということです。

まとめ

今回はGoogleAdWordsの自動入札機能をご紹介しましたが、自動入札機能は目的と状況によって使いわける必要があり、広告アカウントや商材によっても使い分けが必要です。適切な状況下でうまく自動入札機能を活用してみてください。

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