リスティング広告における品質スコアの基本と改善まで

記事公開日:2018.01.17

最終更新日:2018.02.28

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リスティング広告を運用する上で、品質スコアはとても重要な指標の一つです。リスティング広告の運用担当者は、品質スコアを正しく理解して改善するという基本を必ず覚えておく必要があります。

品質スコアとは?

品質スコアとは、広告やキーワード、ランディングするページの質を表す指標になります。簡単に言うとGoogleから受ける広告の評価です。品質スコアは各キーワード毎によって1~10段階で評価され、10に近づくほど広告としての評価が高くなります。

尚、品質スコアはあくまで設定キーワードに対しての指標なので、ユーザーの検索クエリ毎に確認することはできません。

品質スコアの構成要素

品質スコアにはどのような要素が含まれているのかを見ていきます。品質スコアの要素を細かく見る事で、どの項目が悪いのか、逆に良いのかを判別し、後の改善に繋がります。

品質スコアの要素は個別で「平均より上」「平均値」「平均より下」の3つより確認可能ですので、後ほど管理画面での確認方法も記載いたします。

推定クリック率

推定のクリック率は、設定したキーワードに対して表示された広告がクリックされる可能性を表す指標で、過去のキーワードの掲載結果も影響してきます。

一般的な指標であるクリック率とは意味合いが若干異なりますが、クリック率を向上させて推定クリック率も向上させるというニュアンスです。

広告の関連性

広告の関連性は、設定しているキーワードと広告文内のテキストにどれぐらい関連性があるのかを示す指標です。検索内容に込められたユーザーの意図と表示される広告の一致度合いが高いほど良いです。

ランディングページの利便性

ランディングページの利便性は、ユーザーの検索語句に関連性があるのか、有用なコンテンツが記載されているのか、パソコンでもモバイルでも見やすいページなのか、読み込み速度の早いページでストレスフリーな状態であるかなどで判断されています。

ランディング先も広告アカウントと同様にしっかり作り込むことが重用です。

品質スコアを確認する方法

実際の管理画面上で品質スコアを確認していきます。Google AdWordsでは品質スコアという名称で呼ばれますが、yahoo!スポンサードサーチでは品質インデックスという名称で呼ばれます。Google AdWordsと併せてyahoo!プロモーション広告の品質インデックス確認方法も記載していきます。

Google AdWordsでの確認方法

GoogleAdWords管理画面での品質スコア確認方法を見ていきます。

①管理画面上の「キーワード」タブから、②「表示項目」を開きます。

③表示項目の中の③「品質スコア」をクリックし、④品質スコア本体と推定クリック率、広告の関連性、推定クリック率を選択し、⑤画面右側に移動されているのかを確認します。

⑥「キーワード」タブに戻ると、各キーワード毎に品質スコアのパフォーマンス確認を行うことができます。

yahoo!スポンサードサーチ

yahoo!プロモーション広告管理画面での品質インデックス確認方法を見ていきます。

①管理画面上の「キーワード」タブを選択し、②「表示」をクリックし、③「表示項目の編集」をクリックします。

④開いた表示項目の中の「品質インデックス」にチェックを入れて、⑤適応を押します。

⑥「キーワード」タブに戻ると、各キーワード毎に品質インデックスのパフォーマンス確認を行うことができます。また、GoogleAdWordsの品質スコアと違い、現時点では品質インデックスの構成要素までを確認することはできません。

品質スコア向上のメリット

品質スコアを向上させることにより得られる最大のメリットは、広告ランク(広告掲載順位)の向上です。広告ランクは、「入札価格(クリック単価)×品質スコア」で決定されるので、品質スコアを高める事ができれば同じ入札価格でもより上位に広告掲載を行うことが可能となり、現在の広告掲載順位を保ったまま入札価格を抑える事もできます。

推奨される入札価格が高い、医療関係や不動産関係の業種では、品質スコアを1上げるだけでも大きなコスト削減につながります。

品質スコアの改善方法

実際にどのようにして品質スコアの改善を行うのかを確認していきます。

よりクリックされる広告文を作成する

基本中の基本ですが、広告文のクリック率を上げることで推定のクリック率を上げて行きましょう。無駄なクリックを増やすことなく、クリック率を高めていくのは難しいことですが、広告文のABテストをしっかりと行い、よりクリックスルー率の低い広告文を目指していく事が重用です。

広告の関連性を意識する

ユーザーの検索キーワードが広告文に含まれていることはマストですが加えて、正しいランディングページを設定するようにしましょう。

例えば、「メンズ コート」と検索しているユーザーに対して、ランディングページが女性用コートのページだと関連性が薄くなり評価が下がってしまいます。ユーザーにとってどのページにランディングさせてあげるのが最も効果的なのかを意識するようにしましょう。

ランディングページの利便性を高める

管理画面上の設定だけでは解決しない部分になります。Webページで使用している画像を軽くしページの読み込み速度を向上させたり、ページ内のコンテンツ量を多くすることで、ユーザーにとってより有益なページを作っていくことが重用です。

スマートフォンユーザーに対しては、しっかりレスポンシブ化を行い、より見やすいリンク先ページを準備してあげましょう。

まとめ

昨今、ますます広告の自動化が進んでいるリスティング広告ですが、品質スコアを高めながらアカウント運用を行うという基本は変わりません。品質スコアの改善のためには、繰り返しのテストが必要となりますので、しっかり理解し、改善に取り組みましょう。

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