全画面を使って発信! Facebook「キャンバス広告」のまとめ


Facebookの広告フォーマット、「キャンバス広告」をご存知でしょうか?キャンバス広告は、スマートフォンアプリ専用のフォーマットです。
2016年から新しく追加されましたが、実際に見たことがある方はまだまだ少ないのでは?そこで、今回はキャンバス広告についてFacebook活用事例と一緒にご説明いたします。

「キャンバス広告」とは?

キャンバス広告とは、スマートフォンの画面いっぱいを利用して、画像・動画・テキスト・カルーセルなどを組み合わせることができる広告フォーマットです。ブランドや企業、製品などの魅力にストーリー性を持たせて伝えることができます。さらにデータの読み込みが速いので一瞬で表示され、利用者にストレスを感じさせません。
参考 キャンバス広告
こちらの動画をみていただくとイメージがつくかと思います。↓↓↓

また、Facebookアプリ専用の広告で、広告とランディングページの間にはさむ広告になります。ランディングページへの誘導はページを一枚はさむので悪くなりますがユーザーの質は上がると言われています。先ほども言ったように、キャンバス広告はFacebookアプリ専用の広告なので、スマートフォンのブラウザやパソコンには表示させることは出来ません。

キャンバス広告の強み

豊富な表現方法

キャンバス広告は、画像や今まで効果的だった動画やカルーセルなどを自由に配置できるため、競合他社としっかり差別化することができます。これまでのフォーマットでは伝えきれなかったメッセージ性の高い広告が作成できます。ビジネスストーリーを伝え、商品を深く知ってもらうことに成功したフランスの自然派美容ブランド、「ロクシタン(L’Occitane)」の事例です。

ロクシタンによると、この広告で平均エンゲージメント時間が34秒、通常の動画広告と比べると長くなったという結果がでたそうです。また、それぞれの商品ページの終わりに「購入」ボタンが用意されているので購入までもスムーズだということもキャンバス広告の大きなメリットになります。こちらはイギリスを代表する「バーバリー(BURBERRY)」の活用事例です。
Burberry
スマートフォンなどのモバイル端末で接続して、投稿をタップしてみて下さい。フィード上の画像をタップすると、外部のブランドサイトへ移ることなく、スクリーン上いっぱいにカタログのようにページが表示されます。パソコンの場合ですと、こちらの動画でキャンバス広告の雰囲気が掴めると思います。

読み込む速度が速い

これまでの広告ですと、画像から動画、画像からリンクへ渡って閲覧するときにその都度ローディングをしなければいけませんでした。また、高画質な動画や画像が盛り込まれたページは表示速度が遅くなるという課題がありました。キャンバス広告の場合ですと、一度に全部のコンテンツを取得することができるので、その時間を縮めることができます。速度は、一般的なWebページと比べて最大10倍も速く表示されると言われています。
参考 モバイルサイトのパフォーマンス改善
Facebookは、「より長い時間待たせたら、より多くのユーザーがコンテンツを見ないで離脱してしまう」と述べています。ページの表示速度が遅いと、離脱される率が高くなり、広告パフォーマンスの低下に繋がります。このような問題も、キャンバス広告なら避けることができます。

ユーザーの滞在時間が長い

一般的な投稿や広告ですと、画像だけに興味をもった人や、なんとなく広告文で興味をもってクリックするユーザーなどはリンク先での滞在時間が短くなる場合があります。しかし、キャンバス広告の場合は広告自体に載せることができる情報量が多く、広告をユーザーがタップしたりスワイプすることができるので事前にある程度の情報収集が可能です。そのため、指定されたページへリンクした際の滞在時間が長くなる傾向があります。クルーズ客船旅行サイトのカーニバル・クルーズ・ラインでは広告を見たユーザーの50%が最後までスクロールし、平均滞在時間は135秒から174秒の間あったとのことです。この結果は、動画広告よりも効果があったと言われています。

 

FacebookがECサイトに!?

キャンバス広告の大きな強みとなるのが「ショップ」セクションです。Facebookページで商品をアピールしやすくするための機能です。「ショップ」セクションを使えば、ブランドサイトへの誘導や、Facebookページを新たな販売チャネルとして活用することができるというものです。また、メニュー画面に「ショッピング」という項目が新たに追加され、ユーザーは、ニュースフィードやFacebookページなど、Facebook内の複数の場所を行き来することなく、商品を同じ場所で検索や購入、シェアできるようになります。

「ショップセクション」により、まるで普段のウィンドウショッピングのような感覚を持ってもらうことができます。お店のウィンドウに飾られている洋服を見る(流れてきたキャンバス広告のカタログを閲覧)

気に入なったらお店に入る(カタログを見る)気にならなければ通りすぎる(スルーして違う投稿に移る)といった感じです。
参考 Facebookでモバイルショッピングはもっと身近に

キャンバス広告の弱み

効果が期待できるキャンバス広告ですが、従来の広告と比べ、一つのコンテンツを制作するのに時間や手間がかかってしまいます。画像や動画、テキストなどを全て組み合わせてキャンバス用に作らないといけないのでかなりの大作になってしまいます。まだまだ日本での事例が少ないのは、このことも要因としてあるのかもしれません。

キャンバス広告の活用

キャンバス広告の特徴についてお伝えしましたが、次に活用例もご紹介します。キャンバス広告自体はランディングページとしても使用することができますし、ランディングページへの導線として使用することもでき、様々な使い方が出来ます。

例1 ランディングページのABテストキャンバス広告を使うことで、簡単にランディングページのABテストを行うことができます。キャンバス広告自体をランディングページにできるのでテキストを変えたものを2つ作成することで成果を比較することが簡単にできます。

例2 記事のランディングページのテストランディングページのABテストと同じように、記事のランディングページを試すこともできます。キャンバス広告を記事のランディングページにすることでこちらも簡単にテストすることができます。

まとめ

今後は各コンポーネントのパフォーマンス指標が追加され、どの組み合わせが効果的だったのかを把握できる機能が提供されます。クリエイティブなところが解消できればとても魅力的な広告の出稿ができると思います。クリアしないといけないハードルはありますが、それを超える効果が期待できるので試してみる価値はあると思います。今後、機会があれば出稿までの設定の手順などもご紹介いたします。

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筆者

C.Kurizuka

Bigmac inc. マーケティング事業部 所属。2016年9月入社。 マーケティング事業部一番の盛り上げ隊長。前職が営業職という事もあり、お客様に対する対応を得意とする。美容に関しての知識に明るく、永遠の20才を目標に常に「美」を意識している美容マニア。休みの日の過ごし方は、音楽フェスに参加することで日頃のストレスを発散したあと、帰りに大好きなお肉を必ず食べて帰る。洋楽が大好きな割には英語に弱い。

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