Gmail広告の導入・設定方法

皆さんはGmail広告はご存知でしょうか?ユーザーはブラウザまたはGmailアプリからGmailのメールを閲覧している際に、受信トレイ内の情報に基づいて広告を表示させることができるものです。この広告は、ぱっと見広告らしさがないので広告という違和感をユーザーに抱かせないように視認させるタイプの広告です。今回はそんなGmailに広告を表示させる導入手順を簡単に紹介していこうと思います。

Gmailとは

まず、GmailとはGoogleが提供する世界にアクティブユーザーが10億人いるフリーメールです。その他のものだとMicrosoftが提供するHotmailやYahoo!が提供するYahoo!メールなどもあります。デバイスもPC、スマホ、タブレットなど幅広く、ブラウザがある端末であればいつでもどこでもメールを見れるのが特徴です。その他の機能概要についてはヘルプを参照してください。Android OSの普及などもありGoogle アカウントを持っている人も増えたので、幅広いユーザーに向けて広告を配信することができます。

Gmail広告の設定方法

まず、Gmail広告はAdWordsアカウントがあれば誰でも出すことができます。そんなGmail広告の導入・設定方法を各項目を分けて説明していきます。

前準備編

まず、Googleアドワーズでディスプレイネットワークのみのキャンペーンを作成します。キャンペーン名や目標、配信地域、予算などを設定していきます。次に広告グループの作成します。そこで広告のターゲティング設定で別のターゲティング方法を使用を選びプルダウンメニューからプレースメントを選択します。複数のプレースメントを追加からmail.google.comを入力し設定します。前準備が完了したら早速広告を追加していきます。

広告入稿編

+広告▼のプルダウンメニューから広告テンプレートをクリックします。広告テンプレートの中のGmail広告を選択します。Gmail広告のテンプレートには5種類あり「画像テンプレート」「シングルプロモーション」「マルチ商品テンプレート」「カタログテンプレート」「カスタムHTMLアップロード」となります。簡単にですが各テンプレートについて簡単に紹介していきます。

・画像テンプレート

こちらはバナー広告というよりは一つのウェブサイトとして訴求できるイメージです。入力できる項目は

ロゴ 広告主
件名 説明文
イメージ(画像)となります。

・シングルプロモーション

1つの商品やサービスについてタイトルと画像でを宣伝できます。

ロゴ 広告主 件名 説明文
イメージ 広告見出し コンテンツ
行動を促すフレーズのボタン

コンテンツの部分は全角で512文字まで入れられるのでしっかりとした文章を入れ込むことができます。

・マルチ商品テンプレート
こちらは先ほどのシングルプロモーションとは違い複数の画像で複数の商品やサービス案内を宣伝できます。

表示できる内容としては先ほどのものとほぼ同じですが、異なる点は最大で6種類の画像とタイトルを表示できる点です。また、シングルプロモーションと違って商品説明は表示できませんが、複数商品やサービスを画像でを表示できるために、ECサイトなど多商品の扱うサイトに向いています。

・カタログテンプレート

こちらは マルチ商品プロモーションよりも具体的な説明文をを掲載します。カタログを観覧しているような感覚を作りリンクのボタンも設置できます。

・カスタムHTMLアップロード

こちらは上級者向けのものとなっておりHTMLに関する知識が必須となります。

Googleの規定の範囲内であればある程度オリジナルに設定することが可能なテンプレートです。
ZIPファイルに画像やHTMLをまとめてアップロードします。Gmailボックス内に入力フォームを表示させたり、スマートフォンで見た際にボタンをクリックすると電話発信を行うことができるといった機能を使うことがが可能となります。

ターゲティング編

Gmail広告ではディスプレイ ネットワークで使えるおおよそのターゲティング方法を使用できます。キーワード、アフィニティ カテゴリ、ユーザー属性、トピックなどなど。たとえば、飲食店を宣伝する場合は、「飲食店」や「ファストフード」など、食べ物関連のトピックを選択したり、「ファストフード愛好家」、「料理愛好家」、などのアフィニティ カテゴリを選択します。
また、カスタマーマッチを使って、既存顧客や類似ユーザーに配信することも可能です。

また、Gmail広告では自動ターゲティングを使い、ユーザーの興味・関心の物事を特定しています。アクセサリー店を経営している広告主なら、アクセサリーに関係するメールを最近多く受信しているユーザーに広告が表示される可能性が高くなります。上記はキーワードターゲティングの例ですが、ドメインターゲティングを使用すれば特定のウェブサイトからのメールを参考に自分がターゲットとしたいユーザーを決めることもできます。たとえば、「アクセサリー」といったキーワードでターゲティングする代わりに、特定のアクセサリー関連サイトからメールを受信しているユーザーに広告を配信することができます。

ドメインターゲティングとキーワードターゲティングは、削除されたもの含め、直近のメールの本文と件名がGoogleのシステムににスキャンされます。

Gmail広告注意点編

・課金タイミングが違う

Gmail広告では、2重構成になっており

第一階層Gmail広告

第二階層Gmail広告

飛ばし先のページ

1回目にクリックされたタイミングで管理画面上のクリック数にカウントされます。しかし、第一階層Gmail広告をクリックしたユーザーは実際にはサイトに訪問していない可能性があります。したがって、Gmail広告はクリックされるもののその先のサイトへの流入が思ったほど増えないという事象が起こる可能性があります。また、クリック課金のタイミングは第一階層Gmail広告クリックした段階であり実際にサイトに訪問したかは全く関係ありません。(表示項目を変更すると、Gmailの指標データという指標があり、その指標で「ウェブサイトへのGmailのクリック数」を選択すると実際にサイトに訪れたユーザーを見ることができます。)

また、表示形式が通常のメール形式と似ているので、他のGoogle AdWordsの広告の配信メニューよりもクリック率が大幅に高く出る傾向にあります。一方で、平均クリック単価はに安く出る傾向が見られ、(2~10円程度)他の配信メニューと比較してみると異常取られかねないようなデータが出る可能性があります。

・ビジネス向けアカウントには配信されない

ビジネス向けのGmaiを利用しているユーザーには、Gmail広告は掲載されません。個人向けGmailアカウントを持っているユーザーにのみ広告配信がおこなわれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。興味関心も高く、クリック課金のタイミングは通常の広告と違いますがクリック単価も安いのですごくいい広告だと思います。しかし、1ユーザーの受信ボックスの中に表示されるので不愉快にならず興味関心をうまく引き付ける訴求をすることが大切だと思います。
Gmail広告ならではの特性を理解し運用していきましょう。

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筆者

R.Kato

Bigmac inc. マーケティング事業部 所属。2016年8月入社。マーケティング事業部の頭脳と呼ばれる切れ者。分からない事についてはとにかく自分で調査し、実践に移せる行動力を持っているので、周りからの信頼も厚く、とても頼られる存在。オーダーメイドで30万円以上の特注イヤホンを作ってしまうほどのポータブルオーディオ好き。その他オーディオ機器についても詳しく、休みの日には動画編集や音源編集などに没頭中。

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