リスティング広告の運用で知っておきたいポイントと7つのコツ

記事公開日:2018.04.16

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リスティング広告の運用は、少額予算でも配信可能であることがメリットの一つとして挙げられますが、少額予算だとできることの幅が狭くなることもあります。
結果を出しバランスのとれた運用をする上で大事だと思われることをまとめました。

リスティング広告とインターネット

リスティング広告とは、Webマーケティングのひとつであり、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが特定のキーワード(検索語句)で検索した時に、検索結果画面に表示される広告の事です。

掲載媒体はGoogleとYahoo!が主要なものになり、Googleの「Googleアドワーズ(AdWords)」、Yahoo!の「Yahoo!プロモーション広告」がよく利用されています。

また、少額予算でも始められる理由として「クリック課金制」なことがあげられます。「クリック課金制」とは、ユーザーがクリックする時にしか課金されないため、広告をクリックされなければお金(コスト)がかかることはありません。

リスティング広告運用のポイント


少額予算でも運用できるリスティング広告は、万能な広告のように思えます。しかし、リスティング広告にも、他のマーケティング手法のテレビやチラシなどの広告と同じように、得意なこと、不得意なことがあります。

リスティング広告の得意なこと

リスティング広告が得意なことは、多少なりともサービスや商品に興味・関心を持っているユーザーへのアプローチです。

サービス名や商品名、会社の情報などに興味を持っているユーザーには効果的に広告を配信することが出来ます。潜在層のユーザーをターゲットとして広告配信することができ、広告の配信頻度も調整することができるのがポイントです。

リスティング広告の苦手なこと

リスティング広告が苦手なことは、興味・関心を持っていないユーザーへのアプローチです。

いくら商品やサービスが良くても、そもそも認知されてない場合、ユーザーは検索すらしないためHP集客は見込めません。
キーワードをやたらに入稿したり、見当違いのキーワードで広告を露出させても、興味・関心のない人には響きません。結果、無駄にお金をばらまくという行為になるため、リスティング広告には向いていないといえます。

まずは少しでも興味・関心を抱いてもらえるよう、自社商品や自社サービス、ホームページなどを充実させ、ブランディングをしてからのリスティング広告の出稿することをおすすめします。

リスティング広告運用のコツ

リスティング広告を運用するにあたり、ちょっとした一工夫で効果が上がったという案件は多くあります。

品質スコアの改善

リスティング広告の品質スコアを改善することにより、安いクリック単価で掲載順位の上位表示が可能です。

具体的には広告文内に検索キーワードを含め配信し、クリック率を上げることで品質スコアの改善が見込まれます。一昔前は、1キーワード、1広告グループにし、品質スコアを上げることが普通でしたが、今は複数のキーワードに複数の広告を入れ込んだ広告グループを1つ作るやり方が主流となってきております。

また、広告表示オプションを利用することでも品質スコアの改善は見込まれるため、最低でも「サイトリンク表示オプション」「コールアウト表示オプション」「電話番号表示オプション」は入れ込むことをおすすめします。

広告文を変更や作成を行なう

リスティング広告で一番最初にユーザーの目に入るのは広告文です。

検索結果画面に出てくる広告文が魅力的でないと、どれだけユーザーの目に入ってもクリックされることはありません。ユーザーが好む魅力的な広告にする必要があります。

【無料相談】や【期間限定◯% OFF】などを広告文に盛り込むだけでも、ユーザーにとって何もないより魅力的に見えます。
サービスや製品で他社に勝っているところがあるなら、長所をどんどん押していくといいかと思われます。また「」などの記号をつけることで強調などもできるため活用していきましょう。

キーワードの単価調整

キーワードの入札単価の調整も重要になってきます。

キーワードの調整方法にも様々なやり方があります。

  • キーワードごとに個別で設定するやり方
  • ユーザー属性や時間帯、地域などで入札比率を変えるやり方
  • ユーザーリストに基づき入札比率を変えるやり方

また、現在では自動入札戦略も利用できるため、後々は、GoogleやYahoo!のシステムに最適な単価で入札調整してもらうことも可能です。
しかし、ある程度のコンバージョンのデータが蓄積するまでは正確に運用できないため、最初は地道に単価調整・日予算管理をする必要があります。

除外キーワードの設定

除外キーワードの設定は、最初はある程度キーワードを広げ設定しておく必要があるように感じます。

しかし、1~2週間ほどをリスティング広告を運用すると、ユーザーが検索してWeb集客につながったキーワード(検索クエリ)の中から除外するべきキーワードを見つけることが出来ます。

検索クエリの中から除外キーワードを設定することは、ユーザーの生の声を反映することにもなるため、無駄な費用を抑え、逆に加えるべき、思いつかなかったキーワードが見つかることもあります。

キーワードの設定には慎重に

完全一致、部分一致やフレーズ一致などのマッチタイプは、状況とキーワードにあわせて除外設定やキーワード登録を行いましょう。

キーワードのマッチタイプについては、下記の記事でご紹介しております。
広告のキーワードマッチタイプの特徴
キーワードのマッチタイプの設定を間違えると、サイトに訪れてほしいユーザーまで除外してしまったり、違う層のユーザーに広告を配信しアクセスを呼び込むことになり無駄な広告費を欠けてしまうこともあります。

大企業、中小企業や個人事業主のECサイトの集客や購入など、様々な案件と目的がありますが、広告運用担当者は顧客獲得単価を安く獲得数を増やし、お客さまの売上をあげたい、ということは共通しています。無駄なキーワードは除外し、最適な注力キーワードを見つけることと見極める必要があります。

ランディングページの最適化

リスティング広告で1番重要なのはやはりランディングページです。

どれだけ広告文が良くても、ユーザーにとって使いにくい、見にくいランディングページではコンバージョン(成果)を上げることはできません。使いにくい見にくいランディングページは、早急に改善が必要になります。

しかし、広告運用者が簡単に変えられるものでもないため、ホームページの管理会社に依頼する必要があります。

また、よくある事例として、ファーストビューが弱いWebサイトはコンバージョン率が低い傾向にあります。アピールしたいテキストやコンテンツの詳細は、ページをスクロールすれば見れるとしても、ほとんどのユーザーがファーストビューで次に進むか進まないかを判断します。

ファーストビューのインパクトが弱いものは、せっかくサイトに呼び込んでもユーザーが離脱してしまうため、ファーストビューのインパクトはできるだけ強いものにしましょう。

配信時間帯や曜日の調整

配信時間帯や曜日の調整の設定は、どちらかといえば店舗集客を主にするアカウントに行なうべき設定かと思います。

例えば火曜日が定休日なお店の場合、火曜日には店内に店員がいないため、電話などの対応ができません。予約などの獲得を目的で広告を出している場合、火曜日に広告を出しているのはあまり得策とは言えません。

リスティング広告では、特定の曜日になったら自動で広告の配信を停止する設定を組むことが出来ます。
また、閉店後は広告を出さないよう、時間帯でも配信設定をすることも出来ます。商材によっては、男性のみ、女性のみなどの配信設定もすることが出来ますので無駄なく配信することが可能です。

まとめ

リスティング広告の運用には正解と言えるものはなく、逆に間違いと言えるものもなく、商材やサービス、運用者によって様々な運用法や施策があるため、本記事を参考に運用していただくと、違った視点でのリスティング運用ができるかと思います。
ぜひ、興味のある方はリスティング広告運用を行ってみましょう。

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筆者

C.Tada

Bigmac株式会社 メディア事業部所属。 広告の楽しさと文字がもたらす可能性の広さに惹かれ、2016年にBigmac株式会社に参画。 SEOの奥深さと面白さを感じながら業務に行い、より面白く読みやすい記事をライティングすることをモットーに、日々日本語と格闘中。 趣味は読書と史跡巡りと水族館に行くこと。好きな食べ物は焼肉とコーヒー。高校野球観戦が大好きでよく見に行くが、ルールはまだいまいちわかっていない。

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