ネイティブアドのポイント

記事公開日:2016.10.03

最終更新日:2017.09.06

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2014年頃から注目されるようになったネイティブアド。なぜ今、ネイティブアドが注目されるようになったのでしょうか。そもそもなぜ、注目されるようになったのか。これを語るうえで情報量と広告の関係を知らなくてはなりません。

情報過多の時代と広告の関係

この情報過多の時代において自社が伝えたい情報やコンテンツをお客様に見つけてもらうことは、とても難しい時代となりました。自社でいいもの・情報・コンテンツを作っていたらお客様に見つけてもらえるのが理想ではありますが、現実はそうもいかないですよね。なぜなら、そのお客様は非常に多くの情報に晒されているからです。とてもいい情報だとしても、お客様によっては一つの情報でしかないのが現実です。

そういった時代において、従来のマス広告では興味関心がないユーザーにも広告が届いていました。マス広告のメリットは圧倒的な露出量による認知アップですが、興味関心がない人にとっては広告も一つの情報に過ぎないということです。

このように興味関心がない広告(情報)が飛び込んでくると、目をそむけたくなりますよね。どうせ興味関心ないし。。と思ってしまいがちですよね。実はその広告の一部に目から鱗の情報が紛れ込んでいたとしてもそもそもウザい情報なので見つけられる可能性は低いです。そのくらい情報が飽和状態ということです。1人当たりが処理できる情報量を圧倒的に超えている状況なのです。

そんな時代だということを、受け入れることがまずは大事です。こういった時代だからこそ、情報を求めている人にだけ情報を届けることが求められました。

それを実現したのが、インターネット広告ですね。だからこそ、インターネット広告市場がここまで大きく膨れ上がったのだと思います。ただインターネット広告の出稿量が膨大に増えたこともあり、WEB情報広告もウザいという状態になってきています。

そうです、基本的に広告ってウザいんです。
だれも広告を求めてインターネットを見ていないんですよね。そんな状況だからこそ、ネイティブ(自然体)な広告(アド)が評価されるようになってきました。

ネイティブアドとは?

ネイティブアドを日本語に訳すると意味合いとしては、違和感のない広告といったところですね。あえてネイティブアドと呼ばれるということは、今までの広告は一般の方にとっては期待していない情報・広告であったということですね。期待している人に期待している情報を違和感なく届けるということがネイティブアドの概念です。この違和感なくというのは、広告の表示位置やデザインといった広告の見せ方に大きく影響されます。

広告の表示位置に関しては、メディア側の設計次第です。とてもうまく設計されているメディアもありますが、逆に出てくる位置やタイミングがとってもウザい広告もありますよね。もしかすると、そこに広告を配信していることでブランドの価値を損なうこともあります。しかし、なかなかこれを改善することは自分たちでは出来ません。

自分たちで気を付けることができる部分としては、広告のデザインです。いかにネイティブであるかを念頭に広告のデザインを考えると、おのずとどういった内容を伝えるべきか見えてきます。他社と同じような内容を言ってもウザい情報になってしまいます。

どういったものがネイティブアドになるのか評価するポイントを見ていきましょう!

ネイティブアドを評価するポイント

一言でいうと、従来の広告に比べてネイティブ(自然体)かどうかが判断基準となります。「広告はウザい」という意識が高まってきている現代ならではの評価基準ですね。

1. FORM(形式)
配信される広告が、ページ全体のデザインにフィットしているかどうか。メディア本体のコンテンツと広告コンテンツが同じデザインとなっているか。フィードの動きにあっているかどうか。

2. FUNCTION(機能)
広告が、設置されたページ上の他の要素と同じように機能しているのか。同じようなコンテンツ体験を提供できているかどうか。たとえば動画サイトであればビデオ広告、記事サイト上であれば記事広告というように、コンテンツ機能にあっているかどうか。

3. INTEGRATION(統合)
広告の動きが、どの程度周囲のコンテンツと同じように動くのか。たとえばリンクを押したとき、同一サイト内のページにリンクするのか、サイト外へのリンクになるのか。

4. BUYING&TARGETING(バイイングとターゲティング)
広告の掲載位置が、特定のページ、セクション、またはサイトになっているか。アドネットワークを介して配信されているか。

5. MEASUREMENT(計測指標)
クリックやコンバージョンから、シェアなどのブランドエンゲージメントのものなど、どのような計測指標が用意されているか。

6. DISCLOSURE(広告の明示性)
ユーザーに対し、広告である旨が明確に示せているか。また、これらの評価基準に対応した広告も多くなってきています。みなさんもよく目にするかと思います。

ネイティブアドの種類

1.インフィード型
Webサイトにおける記事や投稿などの主要コンテンツが掲載される枠内に設置されている広告枠。例に挙げるとFacebookのフィード画面で友人の投稿と広告の投稿が同じように並んでいる、というのが一番わかりやすいですね。

2.検索連動型
GoogleやYahoo!などの検索連動広告として表示される広告枠になります。検索結果表示画面の上部に広告が表示される枠があるということは、もはや常識ですよね。ただ、検索している内容に連動して「検索結果情報」と「検索連動広告」が並んで表示されています。

3.レコメンドウィジェット型
「この記事を読んだ人におすすめの記事」や「関連情報」といった枠に並列で表示させる広告枠になります。通常のフィード内に差し込む訳ではなく広告枠内に表示される広告ですが、表示領域としてはフィード内とほぼ同じなので、通常のコンテンツと見た目は同じになります。

4.プロモートリスティング型
いわゆる商品リスト広告になります。ECサイトなどで多く取り入れられている広告です。特定のキーワードによって絞り込まれた結果に対し広告を表示するというリスティング広告と同じ仕組みになります。Amazonや食べログでもお馴染みの広告です。

ユーザーにとって広告がウザいものではなく、有意義な情報となるために今後もネイティブな広告が多くなっていくと考えられますね。

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