リスティング広告とは リスティング広告の概要と基本用語

記事公開日:2018.04.20

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WEB広告の中でも定番化していて、多くの企業が導入しているリスティング広告。新米のリスティング広告運用初心者向けに、リスティング広告を運用する前に知っておくべき概要や基本的な用語について紹介します。

リスティング広告の概要と掲載場所

リスティング広告とは、PPC広告のひとつで、YahooやGoogleなどの検索エンジンにおいて、ユーザーが検索したキーワードでの検索結果に表示される広告の事です。リスティング広告は、ユーザーの検索した検索キーワードに連動して広告が掲載される広告です。検索連動型広告とも呼ばれています。

広告が掲載される場所は、オーガニック検索(自然検索)の結果、リストの上部・下部に掲載され、ユーザーに違和感を抱かせないよう、結果リストに溶け込む形で表示されます。

リスティング広告とSEO対策の違い

検索エンジンを通して集客するという部分では同じですが、リスティング広告とSEO対策には、複数の違いがあります。

リスティング広告は、すぐに広告を掲載することが可能ですが、SEO対策はサイトの内部対策を行っても、成果が出るまでに時間がかかることがあります。期間限定の商品をアピールしたいなど、ユーザーに情報をすぐに届けられるのはリスティング広告です。短期的に商品をアピールするなら、リスティング広告をおすすめします。また、BtoBのビジネスにおいてリスティング広告は、高い顧客獲得の効果が見込めます。

一方、SEO対策は、サイトの内部対策を行い、検索結果画面の上位に自社サイトを表示することができれば、高い集客の成果が期待できます。長期的に商品をアピールしたいのであれば、SEO対策をおすすめします。

リスティング広告とSEO対策を併用し、目的に合わせて上手に使い分けていくことが、高い集客の成果に繋がります。

リスティング広告のメリット

リスティング広告の代表的なメリットを紹介します。メリットを把握して訴求することが効果的な広告運用に繋がります。

ニーズが明確なユーザーに直接アプローチできる

リスティング広告は、検索ユーザーの検索キーワードに対して、Webサイトに載っているデータを参照し連動するので、検索キーワードに関する情報を探している人に対してのみ、広告を表示することができます。
主にYahoo!やGoogleといった大手の検索エンジンや、各エンジンが提携している他サイトなどに広告を掲載できます。

キーワードをうまく選び、効果的な広告を掲載できれば、ターゲットである人たちやモチベーションの高い層を絞って、ピンポイントに狙ってサイトへ誘導することができるのです。

低予算からでも運用ができる

リスティング広告は、1クリックされる毎に料金が発生する料金体系で、クリック課金制です。クリックされなければお金が発生しません。Google、Yahooともに入札制でキーワードの価格を選ぶことができます。最低入札価格は1円となっています。

「本日だけ1,000円で出稿する」「50万円で1か月間出稿する」というような、自社の予算に合わせて自由に広告を出稿することが可能です。

管理画面から簡単に操作できる

リスティング広告の出稿を開始するには、Google、Yahooともにアカウントの開設が必要がになります。アカウントとパスワードで管理画面に入り、広告の作成、出稿から管理、レポートなど広告に関する様々なことが設定できるようになっています。

管理画面には必要な情報が一画面に集約されており、使い方も難しくないので、管理画面の操作に慣れるまでに時間もかかりません。自分の手でさまざまな設定ができ、状況に合わせリアルタイムに対応が可能です。

時間や地域、広告出稿範囲などを緻密に変更できる

リスティング広告は本来、多くの人に見てもらい、知ってもらうことに意味がありますが、地域密着型の店舗の場合は、全国への出稿は販売促進では無意味となり、無駄が発生します。

リスティング広告は、様々な形態に対応すべく、エリア、期間、時間帯等細かく設定することができます。会社のサービスや業務形態に合わせ、広告を配信する時間帯や地域を設定しましょう。

また、急な在庫切れなどによる出稿の停止や、再出稿も管理画面ですぐに行えますし、管理画面からの変更は24時間いつでも反映されます。管理画面で変更された設定は短時間で反映されるのも、リスティング広告が従来のネット広告とは違うところです。

リスティング広告のデメリット

リスティング広告はメリットが多く、出稿の効果は高いと言えますが、当然デメリットもあります。デメリットもしっかり把握しておきましょう。

興味の無いユーザーに対しては訴求が難しい

リスティング広告でモチベーションの高い層を絞って狙うことができるということは、裏を返せば、モチベーションの低い人たちには出せないということになります。全く名前も知らない商品を、誰も検索はできません。

運用の手間がかかる

リスティング広告は運用型広告であるため、細かく調整ができる分、効率を上げていくためのリソースが必要となり、手間がかかります。また、管理画面の操作方法や、用語、入札の基準など知っておかなければならない知識が多いため、勉強をある程度しておかなければなりません。

幅広い認知には向いていない

検索広告の場合、ユーザーが指定したワードを検索しない限り広告が表示されません。例えば、検索のボリュームが極端に少ないキーワードを設定してしまうと、そもそも広告が表示されにくいので、上手く効果を得ることができません。
そして、テレビなどのマス媒体と違い、まだ一般的に浸透していないワードや、新商品のブランディングには向いていません。

認知目的の場合、ブランディングに向いているディスプレイ広告・SNS広告を検索広告と組合せて運用することが必須になります。

リスティング広告の基本的な用語

リスティング広告を活用する上で、専門用語と意味を理解することが不可欠になってきます。最低限覚えておくべき基本的な用語をご紹介します。

インプレション数(Imp)

広告が表示された回数のことをインプレッション数と呼びます。広告表示回数、Impressionなどとも呼ばれています。例えば、3,000回広告が表示された場合、3,000Impというように記載します。

クリック数

広告がクリックされた回数のことを言います。リスティング広告など、CPC広告に用いられる言葉で、広告の料金や効果を算出するためにクリック数は大切な指数になります。

CTR(クリック率)

ある期間で、表示(インプレッション)された広告のうち、ユーザーに何回クリックされたかの割合です。CTRは、Click Through Rate(クリックスルーレート)の略です。CTRの計算式は、クリック数と表示回数が同一期間という前提で【CTR=クリック数 ÷ IMP】で表します。

CPC(平均クリック単価)

広告1回のクリックに対して支払う広告費の平均単価のことを言います。Cost Per Clickの略で、平均CPCなどとも呼ばれています。同一期間における広告費用とクリック数を比べて、【CPC=広告費用÷クリック数】で表します。

CV(コンバージョン)

ユーザーが広告を通して、商品の購入や会員登録、資料請求、電話予約など、広告主が設定した目標を達成した件数、成約数のことを言います。Conversionの略。

CVR(コンバージョンレート)

ユーザーの広告クリック数に対して、達成された目標(CV)の割合のことを言います。ConversionRateの略。同一期間におけるコンバージョン数とクリック数を比較し、【CVR=コンバージョン数÷クリック数】で表されます。

CPA(コンバージョン単価)

商品の購入や会員登録、資料請求、電話予約など、広告主が設定した目標1件あたりにかかった費用のことを言います。同じ期間中での広告費用とコンバージョン数を比べ、【CPA=広告費用÷コンバージョン数】で表します。

品質スコア

広告の関連性、ランディングページの利便性、推定クリック率などの指標で評価される、広告やキーワードの状態を示す指標の1つです。1~10の数値で評価され、品質スコアが高いと、同じ予算でも広告の掲載順位が高くなる、クリック単価が低くなる等の利点があります。

広告費用(コスト)

広告費用は、ユーザーが広告をクリックした回数と、その時点の広告の単価を掛け合わせた全費用を表しています。同一期間におけるCPCとクリック数を比較し、【広告費用=平均クリック単価×クリック数】で表します。

リスティング広告に挑戦してみよう

リスティング広告のメリット・デメリット、基本用語は、WEBマーケティング全般に関係するだけではなく、リスティング以外の広告、マーケティング、経営にも関わってくる基本的な事柄なので、ぜひ覚えてもらいたいです。
しっかり基礎を理解し、リスティング広告の運用に活かしてみてください。

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