AdWords広告の自動化設定を活用しよう

記事公開日:2016.02.23

最終更新日:2017.09.01

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AdWordsの自動化設定を活用しよう

リスティング広告を運用している際に「曜日限定配信の広告があったのに忘れていた!」「夜だけ配信の広告だから起きていないと…」「気づいたら掲載順位が下がってる!」「この時間だけは入札を強化したいから、見ておかないと…」なんてことはありませんか?

自動化という設定

GoogleAdWordsには自動化の設定があります。自動化の項目はとてもたくさんあるので、様々な場面で活用できます。
・広告を出したい時間だけ配信する
・強く配信したいときだけ入札価格を高くする。
・キャンペーン期間限定の広告を配信する。
・常に掲載順位を一定に保ちたい。
こんな場面で、自動化を効果的に使用すれば効率的に、効果的に、運用が可能でしょう。

配信曜日、時間の設定

まずは、曜日ごとに広告の配信状況、入札単価を変える方法です。こちらの設定は一般的によく使用されている設定かと思います。

例えば、店舗集客の案件で
・水曜日が定休日なので配信停止。
・ディナーを提供しているので、昼休み、夕方の配信を強め
というアカウントがあったとしましょう。(実際にこのような運用はしないと思いますが…)

運用担当者は、水曜日の0時に広告を停止し、お昼休みの12時には入札価格を調整し、13時にまた調整。夕方に、また管理画面を開き入札価格を調整しなければいけないのでしょうか?

このアカウントにスケジュールの自動化設定を行ってみましょう。スケジュール設定は広告グループ単位で行えます。広告グループ設定画面のこの場所です。

AdWordsの自動化設定を活用しよう

ここで、広告のスケジュール設定を選択します。すると、以下のような画面が表示されると思います。

AdWordsの自動化設定を活用しよう

この画面から、広告を表示する曜日、時間の設定が可能です。ここで、水曜日だけ除外した設定をしておけば水曜日には広告が配信されません。
また、水曜日の夜から広告配信を開始した場合は水曜日の夜までを時間単位で除外というスケジュール設定が可能です。

また、スケジュール設定を行ったうえで入札単価の調整も可能です。[+広告のスケジュール]をクリックするとスケジュールの追加が可能です。以下のような画面が表示されたら赤枠の部分に入札の調整率を入力します。

AdWordsの自動化設定を活用しよう

この設定を行う事で、設定した時間だけ入札価格を強める、または弱めることが可能です。お昼休み時間帯(12時~13時)の入札価格を+30%、16時~21時までを+30%などなど…。

ここまで設定ができれば
・水曜日は配信停止
・お昼、夕方の配信強化
ができました。これで、配信スケジュールのミスを事前に防ぐことができますね。

条件付けでの自動設定

さて、次は広告配信状態の条件で自動変更を行う設定です。

例えば、
・このKWは掲載順位3位の時にコンバージョン率が高いから掲載順位3位を死守する!
といった状況の時に使用する設定です。

広告の掲載順位というのは、日々変わっているものです。
以前書かせて頂いた
GoogleAdWordsの広告掲載順位
でも触れたように、掲載順位は入札単価と品質スコアによって決定されます。

更に、順位なので競合が多い場合はお互いの広告ランクの変動により順位も変わってしまいます。そこで、掲載順位を一定に保つための自動化設定を行いましょう。

今回はキーワード単位での設定を紹介したいと思います。キーワードタブをクリックすると、以下のような画面が表示されると思います。

AdWordsの自動化設定を活用しよう
そこの[自動化]をクリックしましょう。すると、様々な設定方法が表示されますが今回は[上限クリック単価を変更する]をクリック。
すると、以下のような画面が表示されます。
AdWordsの自動化設定を活用しよう

ここの項目に必要事項を入力し、設定を行っていきます。
まず、
・対象
こちらは入札価格を変更したいキーワードを選択してください。
・変更内容
ここは、条件を満たした際に入札価格を[上げる]か[下げる]かの設定をします。例えば入札単価10%増しとしておきましょう。
また、ここで入札単価の上限を設定しておきましょう。上限を設定しないと、思わぬ価格まで入札単価が引き上げられてします可能性があるので。
・条件
ここが大事なところです。どういった条件で入札価格に変更を加えるのかを決定します。今回は「掲載順位3位」の設定をしたいので、掲載順位が下がった際に入札単価を増す設定を行います。

なので、[掲載結果]→[掲載順位]を選択し仮に3.5位以下と入力しておきましょう。
・頻度
こちらは、どれくらいの頻度で、いつのデータを参照するかという設定です。
・ルール名
ルールを設定したら名前を付けておきましょう。今後、設定の変更を行う際に分かりやすいような名前が望ましいでしょう。
・結果をメールで通知
この設定を行っておけば、変更があった際にメールで通知してくれます。通知が届いたときに管理画面から変更結果、変更理由など動きが読めるのでこの設定は行っておいた方が良いかと思います。

以上の設定で、「掲載順位が3.5以下」になった際に入札単価を10%上げてくれる自動化設定が完了しました。ただ、1つの設定では頻度が1つしか設定できないので、、細かく設定する場合は頻度をずらした自動化設定を複数作っておきましょう。

また、今回は「掲載順位3位」が目的なので、掲載順位が上昇した時に減額する設定も行っておきましょう。そうすることで掲載順位がほぼ3位に保たれるようになります。

適切な使用

ここまで自動化の設定方法を説明してきましたが、自動化に頼り切った運用は好ましくないと思います。
自動化も広告運用の一つのツールでしか有りません。何もかもを自動化してしまう事で、実際の動向が見えない場合もあります。アカウントは生物とまで言われるほど、アカウントの動きは激しく時には予想外の動きをします。そういった場合に対処できる最低限のツールとして自動化をしようするのが良いのではないでしょうか。全て1つに頼ってしまわずに、全体を見る大局観を身に着けたいと思います。

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