ネット広告の可能性って?

記事公開日:2016.04.16

最終更新日:2017.09.06

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ネット広告にかける広告予算が新聞広告予算を追い抜くなど、まだまだ勢いが衰えないネット広告ですが、みなさんはすでにネット広告を体験されましたか?ネット広告を出稿された方はイメージしやすいかと思いますが、ネット広告の中でもリスティング広告と呼ばれるクリック課金型の広告メニューにおいては、誰に、いつ、どういった形で、どのような内容を訴求するか細かく設定することが可能なんです。

この細かく設定できることがマス媒体とは大きくことなるポイントでありリスティング広告がウケている理由と感じますね。

ファンは最初っから確度が高い

でも、ここ最近感じることは、この「細かく設定できるターゲティング」を顧客の刈り取り(いわゆる成約であったり問い合わせなど)に集中しすぎているんではないだろうか。。。ということ。検索連動型広告を駆使することで確かに他の広告媒体よりも効率的に確度の高いユーザーをサイトへ誘導することができるので企業としては「無駄な広告予算を使わずに売り上げが上がる!こんな使える広告はないよね!」という風に考えるのは当然なんですが、果たしてそれだけで良いのか。。。

また、バナー広告の配信方法のひとつであるリターゲティング広告(簡単にいうと、一度サイトに訪れたユーザーやファンに対してバナー広告を配信する手法)はアドテクノロジーのたまもので、とても高い確率でユーザーを刈り取ることができます。そりゃそうですよね、興味関心があってサイトに訪れたことがあるユーザー(ファンも含めて)に対しても広告を配信している訳ですから、最初っから確度は高いですよね。

さて、僕たちが存在する理由は?

この効率的にユーザーを刈り取れる部分を突き詰めていくことは広告の投資効率を考えると大切です。広告代は費用ではなく投資じゃないといけません。投資ということは何かしらの見返りが
ないと。それは売り上げであったり市場調査であったりファン化であったり様々です。でも、このまま顕在化したニーズを刈り取るだけでは市場を食いつぶしていくだけで、今後、市場シェア
や売上を拡大していくことは難しいのではないのかなと感じます。

なぜなら、ライバル企業も顕在化したニーズを刈り取りに動いているからです。そこで必要になってくることは「マーケター志向」です。今ある市場やニーズを追い求めるのではなく、潜在層に働きかけて新たな市場を創造していくことだと思います。市場のどこに潜在顧客がいるのか。その人たちは何を求めているんだろうか。などなど。

この潜在層に気づきを与えて動機づけをさせることを追い求めていくことも必要になってくると考えます。そのペルソナ像の創造であったり動機づけの方法であったり誘導するサイトのクオリティであったりを提案できるからこそ僕たちの存在意義があるというものです。

得る情報は知識の範囲内

ネットが一般的になった現在は個人が好きな時に検索することで情報を得ることができます。しかし検索するには頭の中に知識や断片的にでも情報がないと検索しようとも思わないですよね。
気づきを与えて動機づけを行う媒体の代表といえば「雑誌」です。派手な見出しで「来年は○○がトレンド!」など未来予測型の訴求でユーザーに気づきを与えて動機づけしていました。

しかし、情報のオンライン化にともない雑誌の影響力が影を潜めてしまった現代だからこそネット上でいかに動機づけできるかを考えないと。本来、ネットは多様な情報を得られるという部分がメリットだったはずです。それが広告の効率化やアドテクノロジーの発展により興味関心がある情報しか表示されなくなって
きていますよね。見たことあるバナーばかりが画面を埋め尽くす毎日です。ネット広告のメリットである、誰に、いつ、どういった形で、どのような内容を訴求するか細かく設定できることを、もっともっと潜在顧客層の開拓に意識を向けていくことが必要だなと感じた、今日この頃です。

とても難しい課題ですが、この壁に挑み続けることは無駄ではない。

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