なぜ、リスティング広告が何度も審査落ちするのか?

リスティング広告を運用していている方なら一度は審査落ちの経験があるのではないでしょうか。明らかにダメなコンテンツを広告として出しているなら、審査落ちの理由がわかるのですが、何がダメで審査に落ちて掲載不可になっているのかわからない場合もが多いかと思います。何だかんだ最速の解決策を提示してくれるのは媒体の公式サポートだとは思いますが、できればその手間もなくせるものなら無くしたいと思う運用者は少なくないはず。そこで大まかに抑えておけばOKと個人的に項目をまとめてみようと思います。

広告ポリシーの確認

各媒体共に掲載ガイドラインなどがありますので一度そちらを見てもらうのがいいのですが、日々忙しい業務の中あの膨大な量のポリシー全てに目を通すのは難しいかと思います。そんな方の為にGoogleアドワーズになりますが軽くまとめていきます。項目としては大きいものが4つとなります。

禁止コンテンツ

こちらはGoogleがネットワーク上で広告を配信することを禁止しているコンテンツとなります。

・偽造品
他社の商標と同一や、ほとんど区別がつかないものなど、偽物や模造品と思われる物の広告配信はポリシー違反となり掲載が出来ません。

・危険な商品やサービス
危害を加えるような商品やサービスの広告を出すことが出来ません。例えば違法なドラッグや日本では買えないと思いますが拳銃や銃弾などの武器、爆薬や意外と思いますが花火もNGとなります。またタバコやそれらの関連商品も広告の掲載不可となります。

・不正行為を可能にする商品やサービス
不正行為に加担するような商品やサービスは広告掲載が出来ません。不正なソフトウェアなど不正ツールの購入や使い方を説明するもの、偽造文書、宿題代行サービスなどなど。

・不適切なコンテンツ
偏見、差別をしている広告の掲載はできません。個人や団体に対し脅し、人種差別などの内容が盛り込まれているような広告。事故現場や虐待などの生々しい画像など国際的な偏見や違法行為などのコンテンツが盛り込まれているものはポリシー違反となります。

禁止されている行為

こちらはGoogleで広告掲載する際に禁止されている手法のことです。

・広告ネットワークの不正利用
不正なソフトウェアなどの宣伝やリンク先ページを隠すためのクローキング手法など。またSNSでユーザーから評価を得ることを目的とした広告掲載などがあげられます。

・データの収集および使用
こちらは個人情報などのデータを収集するためだけの広告配信を禁止しています。セキュリティ保護されていないサーバーなどで不正に個人情報を収集する行為などは禁止されており広告の掲載が出来ません。

・不実表示
こちらは商品やサービス、ビジネスに関する正しい情報を提供しなかったり、誤解を招く情報を掲載している広告やリンク先ページはGoogleのポリシー違反となります。様々な情報を省いたりしわかりにくくしたりする行為や、住所や連絡先などを偽る行為、他の企業やサービスになりすましユーザーをだまそうとする行為など。

制限付きコンテンツ

こちらは制限付きにはなりますが、広告を掲載することが出来るコンテンツです。

・アダルトコンテンツ
一部の成人向けコンテンツの広告やリンク先ページは、ポリシーに準拠し、未成年者を配信対象から除外することで掲載される場合があります。利用者が入力した検索クエリ、ユーザーの年齢、広告を配信する地域の法律に基づいて制限がかかります。

・アルコール
こちらも一部のアルコール関連広告は、ポリシーに準拠し、配信対象から除外することで、アルコール関連広告の掲載される場合があります。

・著作権
こちらは著作権があるコンテンツを不正に使用することは認めてません。広告で使用するために認定の申請しないと使用できません。

・ギャンブル、ゲーム
ギャンブルなどの広告を配信したい場合、広告主がアドワーズで認定を受けているギャンブル関連広告は掲載許可されます。こちらも未成年者を対象としないようにする配信する必要があります。

・ヘルスケア、医薬品
こちらは広告やサイトが適切な法律や業界基準に準拠していれば広告の配信をすることが出来ます。ただし、一部のヘルスケア関連の広告は一切掲載できない場合もあります。

・政治に関するコンテンツ
こちらは政治活動や選挙に関係する法律に準拠する必要があります。また、選挙活動自粛期間も含まれます。

・金融サービス
こちらは金融を検討するのに必要な情報をユーザーに提供しかう、有害または詐欺的な商法ではない必要があります。金融関連の商品やサービスを宣伝する際は、広告を配信する地域の法令をすべて遵守する必要があります。

・法的要件
広告ポリシーに加え、広告掲載先の国や地域で適用されるている法律および規制を守り配信する必要があります。

編集基準と技術要件

利用者にとって邪魔になる広告や操作が妨害される広告をなくし、品質が高く魅力的な広告を配信するための編集基準を設定しています。

・編集
こちらはあいまいな表現を使った一般的すぎる広告。数字や文字、句読点、記号を人目を引く目的で使用するなど。

・リンク先の要件
こちらはリンク先と表示URLが違うなどランディング ページのURLを明確に場合です。例えば表示はaaa.co.jpだが実際のリンク先はbbb.co.jpなどの場合は掲載が出来ません。また、作成中のサイトやアプリなどの一部の人しか見れないものもNGです。

・広告フォーマットの要件
こちらは広告見出しや広告説明文の文字数制限、画像サイズ、ファイルサイズ上限、キーワードなどの掲載基準の規定を満たしていないと掲載が出来ません。

よくある審査落ち

個人的によくあった審査落ちの事例を紹介していこうかと思います。

広告領域が不明瞭な表現

こちらはとあるディスプレイ広告であったことなのですが、背景が白色だった為、広告の境目がわからないとのことで審査落ちしました。今回の場合ですと実線で囲み広告を明確にすることで対処しました。

広告の主体者の名称

こちらは広告主がどこの会社なのかわからないとのことで審査落ちしました。社名、ブランド、商品やサービス名のいずれかのロゴの表記を記載することで解決することが出来ました。

記号

よくあるのですが記号が意外と入稿規定を満たしていないことがあります。Google、Yahoo!で使える記号が違うのでどちらかの感覚でいると審査落ちや、入稿NGなどになりますので事前に確認しておきましょう。

まとめ

先ほどのポリシーを全て覚えて運用するのは難しいと思います。また、広告配信前に事前に確認することもあるかと思います。そんな時は各媒体の公式のサポートを利用するのがいいかと思います。Google、Yahoo!共にサポートがありますのでわからない場合はメールや電話、Googleの場合なら管理画面からチャットが出来ますので、問い合わせをすると丁寧に対応してくるのでぜひ活用してみてください。

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筆者

R.Kato

Bigmac inc. マーケティング事業部 所属。2016年8月入社。マーケティング事業部の頭脳と呼ばれる切れ者。分からない事についてはとにかく自分で調査し、実践に移せる行動力を持っているので、周りからの信頼も厚く、とても頼られる存在。オーダーメイドで30万円以上の特注イヤホンを作ってしまうほどのポータブルオーディオ好き。その他オーディオ機器についても詳しく、休みの日には動画編集や音源編集などに没頭中。

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