ロングテールSEOとは SEOの基礎知識

インターネットが目まぐるしく発達した事により、現在では個人でも手軽にウェブサイトを作れるようになりました。しかし、せっかく作ったウェブサイトも誰にも閲覧されないのでは意味がありません。そこで、かねて重要視されるのがSEO対策です。「Search Engine Optimization」の略称であるSEOは、日本語で言えば「検索エンジン最適化」。つまりは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した際、上位に自分のウェブサイトを表示させる対策の事です。ウェブサイトの運営者の中では、非常に重要視されているSEOですが、今回はその中でもロングテールSEOについて取り上げご説明します。

ロングテールSEOは、関連ワードを盛り込んでアクセス数を稼ぐ方法!

ロングテールSEOは、検索ユーザーから手広くアクセスを勝ち取る手法です。通常のウェブサイトは、1つのページにメインとするビッグキーワードが1つで構成される場合が多いです。このため、ウェブサイトの記事に関係するビッグワードを多く盛り込む対策をするのが一般的です。ロングテール SEOでは、ビッグワードだけでなくビッグワードに関連するアクセス数の少ないサブキーワード、ロングテールキーワードを複合した複合キーワードを多く盛り込みます。このことにより、より幅広く購買完了まであと少しであるユーザーを呼び込むことが可能となります。

例えば、「花」というビッグワードがあったとすると、「花 誕生日」、「花 香り」などの「誕生日」や「香り」が検索キーワードであり、ロングテールワードとなります。仮に、「花」というビッグ検索ワードで上位に表示されなくても、「花」というビッグワードに加えて「誕生日」や「香り」で検索する事で検索回数も増え、上位に表示される可能性があるのです。

このように、検索上位に表示させる可能性を高める手法ともいえます。

ビッグワードよりもロングテールキーワードでのアクセス流入が多い!

今度は、ロングテールSEOの重要性について、今一度考えて見ましょう。例えば、ビッグワードとロングテールキーワードでのアクセス流入数を比較した場合、1つの単語でのアクセス数はビッグワードが圧倒的です。しかし、ロングテールキーワードを多く設定することにより、総合的なアクセス数で見るとロングテールキーワードが全体のアクセス数の大半を占める事も珍しくありません。

より具体的に言えば、上位10個のビッグワードのアクセス数が1,000回だとしても、100個のロングテールキーワードが2,000回だという事もあるという事です。あるWebサイトによれば、サイトへのアクセスの8割はロングテールキーワードからというデータもあります。1つのロングテールキーワードからのアクセス数がたった2回だったとしても、ロングテールキーワードが1,000個あればアクセス数は2,000回になるという事です。

塵も積もれば山となるという考え方ですが、実際にビッグワードよりもロングテールキーワードからのアクセス数が多いというウェブサイトは多く存在しています。ですので、ロングテールSEOは軽視できない重要な要素と言えるでしょう。

ロングテールSEO対策を行うには、ページの最適化が必要!

ここまでで、ロングテールSEOの重要性についてお話してまいりました。では、具体的にはどのような対策が必要なのでしょうか?その点について見ていきましょう。ロングテールSEOの対策には、大きく分けて3ステップです。

  1. 自身の運営しているウェブサイトの対策したいページを選定する
  2. 対策を行いたいビッグワードとロングテールキーワードの選定する
  3. ビッグワードとロングテールキーワードをウェブページのタイトルやコンテンツに多く反映させる

以上の3ステップです。

最終的には、自身のウェブサイトすべてにロングテールSEO対策をするにしても、初期段階としてはまずロングテールSEOの対策を行いたい自身のウェブページを選び出しましょう。次に、軸となるキーワードと補助的なロングテールキーワードの洗い出しを行います。

つまり、先の例えで言えば「花」というビッグワードに関連する「誕生日」や「香り」などのロングテールキーワードの選定作業です。ビッグワードとロングテールキーワードの選定には、「Googleキーワードプランナー」や「Googleキーワードサジェストツール」などを参考にすると便利でしょう。最後に、自身のウェブサイトコンテンツに、選定したビッグワードとロングテールキーワードを優先的に多く盛り込むことで反映されます。

作業自体は難しくありませんが、根気のいる作業には違いません。ロングテールSEOには、地道な努力が必要という事になります。前述した3ステップは、ロングテールSEOの大まかな工程です。ロングテールSEOに限りませんが実際には、サイトの構造を見直す作業や口コミやレビューなどの優良コンテンツを作るなども並行して行う必要があります。

ロングテールSEO対策の地道な苦労が反ってリスクを生むことも!

ロングテールSEOは、アクセス数を稼ぐために重要な要素の1つです。しかし、必ずしもいいことばかりと言うわけではなく、リスクも存在します。まず、1つのウェブサイトページにテーマが1つという基本ルールがなぜあるかについて考えてみましょう。

Googleの検索エンジンには、検索ワードに関連した優良なウェブサイトを上位に表示させるアルゴリズムが組まれています。非常に優秀なシステムで構成されているGoogleの検索エンジンですが、あくまでもシステムなのであまりにもキーワード複雑にするとGoogleを迷わせてしまいます。ですので、何を主張したいのかが明確なウェブサイトの方がGoogleは明瞭に判断でき、高評価を得やすいのです。

ですから、基本的にはウェブサイトページにテーマは1つという考え方になるのです。逆に言えば、複合ワードを利用するロングテールSEOは、Googleが上手く判断できない可能性もあるので、あまり欲張ってキーワードを組み込みすぎるとウェブサイトの評価が下がり、上位に表示させるどころか、順位が下落する事もあるという事を覚えておきましょう。せっかくのロングテールSEOが、自身の首を絞める事に繋がることがあるので要注意です。

思いのほか簡単に行えるロングテールSEO!

今回はSEO対策の1つであるロングテールSEOについてご説明しました。ロングテールSEOの考え方や実際の対策法は非常にシンプルです。ビッグキーワードだけを注視するのでなく、自分のサイトがどのようなユーザーに見てもらいたいかと考えた、いくつかのロングテール(スモールワード)を使って、質の良いコンテンツを作り続けるということです。

しかし、一方で根気のいる作業であり作業には時間を割かなければなりません。効果を焦り、質の悪いコンテンツやリンクを投稿すると、しっかりとSEOキーワードの対策を組まなければ、Googleからの評価を下げる事にも繋がるので事前準備はしっかりと行った方がいいでしょう。とは言え、競争が激化しているネットコンテンツでアクセス数を稼ぎ出すには重要な要素であり、上手に対策を行えば大きなリターンも見込めます。

自身のウェブサイトを強化したい方や新しくウェブサイトを構築したいと言う方は、ロングテールSEOも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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筆者

C.Tada

Bigmac株式会社 メディア事業部所属。 広告の楽しさと文字がもたらす可能性の広さに惹かれ、2016年にBigmac株式会社に参画。 SEOの奥深さと面白さを感じながら業務に行い、より面白く読みやすい記事をライティングすることをモットーに、日々日本語と格闘中。 趣味は読書と史跡巡りと水族館に行くこと。好きな食べ物は焼肉とコーヒー。高校野球観戦が大好きでよく見に行くが、ルールはまだいまいちわかっていない。

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