秘技!リスティング広告でSEOを強化!

相場のないSEOに値段をつけられる

SEOとリスティング広告を同時に取り組んでいると、SEOはリスティング広告に比べ、コスト(費用、労力)が異常に高いキーワード、逆に以上に低いキーワードの差が激しいことに気がつくと思います。
特に、SEOの専門業者に上位表示を依頼する場合、キーワードごとの金額について相場が合っていないような部分があります。

これは、

◇どのキーワードで売れるかわからない
◇費用対効果も見えにくい

などの「情報の非対称性」が大きく関連しています。
しばしば、上位表示されても思った成果が出ず、SEOの専門業者を批判する方もいますが、そもそも専門業者にも事前の費用対効果はやってみないと分からないのです。

SEOでは、初めにどのキーワードで上位表示させれば売れるのかを予想しなければいけません。
そのあと、上位に表示されるまで待たなくてはいけないのですが「狙ったキーワードで上位表示されても、思っていたほど効果がない」ということもありえます。

もしくは、それなりに売れていたとしても、他にもっと効果的なキーワードがあるかもしれません。

いずれにせよ、効果的なキーワードがあったとしても、その存在を知ることはできません。
これではほとんど賭けに近い状態で、「事業」としてはあまりに効率が悪いといえます。

じつはこの問題を解決するとっておきの必殺技があるのです。
それこそが「リスティング広告」なのです。
リスティング広告では、値付けは入札が基本であることから、市場の原理が働きやすく、キーワードごとの適正価値が判別しやすい仕組みになっています。
これらの数値をSEOの各キーワードのコストと比較することで、
客観的な判断基準を得ることができるのです。

費用対効果はあまり高くないけれどCV数が多いキーワードがカギ

まずはリスティング広告のアカウントの中から、有力なキーワードをリストアップしましょう。
ここは、シンプルにコンバージョンが発生しているキーワードをリストアップすればOKです。
一回でもコンバージョンが発生していればリストアップしておきましょう

この際、リスティング広告とは少し異なるのが、抽出すべきキーワードの中に「費用対効果はそこまで高くないけど
コンバージョン数が多いキーワード」を含めるようにすることです。

SEO対策のメリットは、「上位表示させるまでと上位表示を維持するコスト・労力はかかるけれど、上位表示されてしまえば
いくらクリックされてもコストがかからない」という点です。

つまり、利益につながらないクリックがたくさんあっても、結果的にコンバージョンの数さえ多ければOKという場合もあるのです。

SEOで上位表示されてもリスティング広告はやめないこと

注意点は、SEOで上位表示を達成したとしても、リスティング広告の出稿を止めないことです。
安い費用対効果でクリックを得るのだから、広告費をケチらず、上位表示を独占しましょう。
その方が圧倒的にメリットがあるからです。

SEO、リスティング広告の両方で上位表示をするということは、「通常の2倍、検索結果を占有できる」ことでもあります。

多くの人は、何回かサイトを訪問して初めて商品やサービスを購入します。
他者の商品と比較してから購入するお客様も非常に多いです。
そんな中、検索結果を2倍占有できていれば、訪問者との接触頻度がそれだけ多くなるのですから、チャンスも信頼性も上がります。

また、認知の入り口を自社が占有することは、見込客がライバル業者にアクセスする可能性を減らすことにもつながります。
さらに、リスティング広告とSEOでの一般検索結果でランディングページを変えるのも効果的です。
特に、リスティング広告側のランディングページのキャッチコピー、画像、おすすめサービスなど、様々なテストを行い、より効果のあるものを調べた上で、SEO側のランディングページにその成果を反映させていくと、より効果が高まります。

もともとリスティング広告でも十分に費用対効果がとれていたのであれば、それをやめる必要はありません。
やめれば同時にこれらのメリットも失うことになるので、思った以上の機会損失につながってしますのです。

「競争率」と「分散率」で方針を変える

リスティング広告で競争の低いキーワードは、ほとんどの場合、SEOにおいても競争が少ないので、比較的簡単に上位表示することができます。
逆に、コンバージョンの多くが競争の激しい特定のキーワードに集中している場合は、SEOでも激しい競争を覚悟しなくてはいけません。

SEO対策で重要なのはキーワードの競争率と分散率でとるべき方針がまったく異なってくるということです
「どのホームページでも、まったく同じSEOの手法で対応できる」と思っている方もいるようですが、それは大きな間違いです。

たとえば、「競争率が低く多種多様なキーワードで商品が売れるサイト」と、「競争が激しく特定のキーワードに集中しているサイト」では、まったく別の施策を行う必要があります。
これは、もちろんリスティング広告にも同じことがいえるでしょう。

リスティング広告の事前データを活用する

今回の記事では、競争の激しいキーワードにコンバージョンが集中している場合について説明します。

この場合は、「どのキーワードで施策を行うのかの選択」と、「サイト内のテーマの統一性」が重要になります。

例えば、「育毛剤」というキーワードで検索結果の3位以内に表示されているサイトがあるとしましょう。
育毛剤について幅広く商品の紹介をしているサイトです。

このサイトの運営者が、「育毛シャンプー」というキーワードでも上位表示させたいと考えたとしても、おそらく思うように上位表示されません。

これが「サイト内のテーマの統一性」という問題です。
もし1サイトまるごと「育毛シャンプー」に特化したテーマのサイトが存在していたら、「育毛剤」全体がテーマのサイトでは勝ち上がれないのです。

一つのサイトで、競争の激しいキーワードで複数のキーワードで上位表示を行うのは難しいということです。
この場合に、「どのキーワードで勝負するのか」の選定を行いましょう。
この選定は、SEOに関して「サイトの運命を決める選択」といえるほど大切な選択です。

ここで活躍するのが「リスティング広告のデータ」です。
なぜならば、事前にリスティング広告を使っていれば複数の勝負キーワードの中から、どのキーワードで勝負をかけるのか判断に有効なデータが事前に揃っているからです。

素晴らしいサイトを作っても、自然に順位が上がるわけはない

競争がものすごく激しいキーワードになれば、SEOの施策難易度も非常に高くなります。
ライバルは、月に数十万円の予算を使っているかもしれません。
専任の担当者が四六時中ウェブマーケティングに血道をあげているかもしれません。

「そういった相手と同じ土俵で効率よく太刀打ちできるのか?」それをまず念頭におく必要があります。
自信と勝算がなければ、そこそこ競争の高いキーワード」に切り替えるのも一つの正しい戦略だと思います。

特に、競争の激しいキーワードでは、「内部施策」だけで上位表示させることは不可能です。
「内部施策がきちんとできている」というのは最低条件。
必ず他サイトからの大量かつ多様な被リンクをもらわなければいけません。

筆者は「利用者にとって使いやすく良いサイトを作れば、検索エンジンでも自然に順位が上がる」というような話をたまに耳にしますが、それは幻想です。断言します。

もちろん、上位表示されるサイトは結果的に利用者にとって自然と使いやすいものになりますが、決して「使いやすいから上位表示される」わけではありません。
リスティング広告でもそうですが、「GoogleやYahoo!のシステムが好むルール」を踏まえたうえで、利用者に使いやすいサイトを作り上げていきます。

施策もなく、きちんとした専門的な構築もなくただサイトだけを制作し、「SEOが~・・・リスティング広告で~・・・」というのは、ウェブマーケティングを行う上で、同じ勝負の土台にすら立てていないのです

競争の激しいキーワードで勝負をするためには、リスティング広告の知識と技術、そしてコストが必要です。
SEOだから、リスティングだから、といってコストも労力もかけずにライバルを出し抜くことなどできません。

これらを十分に把握したうえでリスティング広告で十分なデータを得ることが、狙ったキーワードでの費用対効果を上げる秘技となることでしょう。

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