校正の意味とは?文章を正しく校正するためのポイント

記事公開日:2017.12.10

最終更新日:2017.12.20

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「文章校正」は、編集者やライターなど文章関連の専門職に限らず、一般的な仕事でも役立つものです。

文章を正しく校正するポイントを理解しておくと、ミスを減らし、速く処理することができます。日々の業務の一助になるよう、まとめました。

校正の意味

校正とは基本的に、以下の事柄をチェックし、必要に応じて修正する作業です。

  • 文章に誤字脱字が無いか
  • 語法や語順に誤りが無いか
  • 不適切な表現が無いか

校正は、主に出版業界で使われる用語です。印刷物が完成してからミスが見つかったのでは回収や廃棄が伴い損害が出ますので、重要な業務です。

また、出版業界に限らず、一般企業でのSNSやブログなどの記事作成でも同様です。もし原稿に不適切な内容があり、ネットに上がって人目についてからでは、炎上の発生や信用を損なう恐れがあります。

SNS投稿前やブログ記事作成の時点で校正を行えばリスク予防としても効果は高いです。

校正と似た言葉

校正と似た言葉で「推敲」と「校閲」があります。

  • 推敲:文章を読み返して、構成や文脈を修正し、完成度を上げる作業
  • 校閲:文章が一旦完成した後、客観的に事実確認を行ったり矛盾を見つける作業

出版業界では、一般的に、作業の手順は以下のようになります。

  • 執筆 → 推敲 → 校閲 → 校正

校正は、出版直前の文章修正として、最後の締めになる位置づけになります。

コンテンツマーケティング上で校正能力は重要

多くの企業がコンテンツマーケティングを意識している昨今、SNSやブログ記事、ホームページ作成などでコンテンツを作った経験がある方や、これから作る可能性を持つ方もいらっしゃるでしょう。コンテンツ作成の上で、校正能力は必ず役立ちます。

より一般的な業務でも、校正能力は有益です。例として、Wordで書類を作成する際、文章チェックやスペルチェックの機能を使っても、そもそも文章校正の知識や知恵が無ければ、自身による最終チェックが満足にできず、致命的なミスに繋がりかねません。

文章校正する時のポイント

文章校正のチェック項目を以下に並べました。書類作成時のチェックリストの参考になれば幸いです。

  • 誤字
  • 語法
  • 語順
  • 句読点の位置
  • 文末の統一(~です。~ます。~である。など)
  • 記号が適切かどうか(会話文には「 」を使う。引用文には” ”を使う。など)

文章校正のコツは、文章を客観的に捉えて「読む人を想定して、読みやすく、わかりやすい文章にする」という意識を持つことです。独りよがりな文章では、内容が伝わらず、誤解を招いて不利益の原因になることもありえるでしょう。

文章を客観的に捉える手法

「文章を客観的に捉える」と言うのは容易いですが、自分で書いた文章を自分で校正する場合、なかなか間違いを見つけられないのが現実です。客観的な視点を持ちやすくなる方法をご紹介します。

声に出して読む

黙読よりも、声に出して読むと、文章のリズムやテンポがわかりやすくなります。書いた本人が読みにくい部分があったら、他人はもっと読みにくいだろうと判断し、書き直すと良いでしょう。

他人に読んでもらう

他人は、文字通りの「客観」となります。一度読んでもらい、わかりやすい部分と、わかりにくかった部分を訊ねると、修正の参考になるでしょう。

相手によっては、明らかに見当違いな読み方をされ、見当違いな意見を言われるかもしれませんが、怒ったり悲しんだり鵜呑みにせずに「そういう意見もあるのか」と真摯な気持ちで参考としましょう。文章を直すのはあなたです。

時間を空けてから読み返す

文章を作成してから時間を空けると、思考が切り替わって、客観的に読み返しやすくなります。

可能なら一晩空けるのが良いそうですが、仕事中では難しい場合も多いでしょう。1~2時間空けることも難しいようなら、お茶やコーヒーを飲んだり、軽く体をほぐすだけでも、思考の切り替えのスイッチとして有効的とされています。

プリントアウトして文章校正

ディスプレイに表示されているままだと誤字脱字が見つけられないのに、プリントアウトすると見つけやすくなる、といった傾向の人も多くいます。

文章校正チェックリストを作って確認

文章校正のチェックリストを作っておき、作業としてひとつひとつ確認し、修正していくことは、地味ではありますが効果は高いです。多いミスに応じてチェックリストを更新していくと、ノウハウを蓄積できて、さらに文章校正の精度が上がります。

正しい文章校正のためのツール

文章校正を支援するための、有料ツールや完全無料ツールがあります。

お馴染みの「Wordの校正ツール」や、クラウド型の「文賢」、無料ブラウザの「日本語校正サポート」など、数多くありますので、色々なサイトを調べて定期的に情報を集めておくと良いです。

文章校正支援ツールには、文字数制限や校正精度、修正点の表示方法など性能差がありますので、自分に合った支援ツールを探してみるのも良いでしょう。文字チェックツールと自分自身のチェックでの、ダブルチェックを行うことは、ミス防止に効果を発揮します。

単語の入力違いやスペルミスなど、ライティングを行う上で、人間はミスを犯す生き物です。「ミスは必ず発生する」を基礎にして、ミスを防ぐことを考えれば、状況に応じた必要なチェック工程が組み立てられるかと思います。

文章校正能力は伝えるためのコミュニケーション能力

文章校正を「面倒くさい」と認識する人もいらっしゃると思います。しかし、文章校正の手間を少しかけるだけで、些細な文章ミスから生じかねない、やり直しや誤解、トラブルを防ぐ可能性を高めることができます。

あなたの文章が適切に相手へ伝わるよう、当記事があなたの文章校正のスキル向上に役立つことを願います。

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筆者

t.miyamori

Bigmac株式会社 メディア事業部所属 2017年10月入社。文章を書く関連の仕事に興味を持ち、畑違いの前職(接客・小売業)から一転、ご縁をいただいてBigmacへ入社。わからないことだらけの業務の中、新鮮な気持ちで勉強中。趣味は、ドライブ、ボードゲーム、映画鑑賞、読書。創作物は、おもしろそうなら何でも手を出しますが、フィクションをこよなく愛してます。 虚構の中でこそ表現できる真実もある、とかなんとか。

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