CPA改善の期待大!Facebookダイナミック広告とは?

2017.07.19

153 PV

Facebook-Dynamic-Ad

今回の記事では、Facebook広告の出稿方法の1つ「ダイナミック広告」についてご紹介したいと思います。ダイナミック広告は2年も前にローンチされた機能で、ウェブサイト内で関心を示したユーザー(例えばカートに商品を追加した、ある商品ページを閲覧した人など)に対して、自動的にその興味を示した商材の広告をユーザーに配信してくれる機能です。

要するに、ダイナミック広告とはFacebook広告における動的リマーケティングで、取り扱っている商品が多いECサイトには大変活躍してくれることと思われます。では、さっそくご紹介していきます。

ダイナミック広告とは?

ダイナミック広告とは、前書きで簡単にご紹介いたしましたがFacebookバージョンの動的リマーケティングになります。そのため複数商品を取り扱っているECサイトでもユーザー1人1人に合わせた商品を訴求することが可能です。Facebookでも普通のリマーケティングリストを作成し配信を行うことができますが、商品の数が豊富だとたくさんの広告セットを作成したり、既に購入しているユーザーとの差別化を行うことができなかったりと不便な部分が出てきます。

リマーケティング広告はユーザーが一度商品ページを閲覧したなど興味・関心度が高い時に、その商品の情報(メリットなど)を再度ユーザーに伝えられる事ができるとより高い効果を発する事ができます。そのためダイナミック広告はユーザーの行動履歴を基に訴求を行うため、非常に広告効果が高い方法と言えます。

ダイナミック広告を使用するメリットは?

ダイナミック広告を使用して広告を配信するメリットは上記でご紹介させて頂いた動的リマーケティングだけではありません。ここではFacebookのダイナミック広告だからできるメリットをご紹介していきます。

インフィード型なのでユーザーの目に留まりやすい

ダイナミック広告の配信面はFacebookページ上の通常の投稿と同じ場所に表示されるFacebookニュースフィードやFacebookと提携している情報アプリ(グノシーなど)の記事間に表示されるAudience Networkのネイティブ広告などインフィード型に表示されます。

そのためユーザーの目に止まりやすいため効果的な宣伝に期待が持てます。さらにダイナミック広告はカルーセル広告も使用することが可能なため、広告の配信面積が小さいモバイル広告でも一度にたくさんの商品を紹介する事が可能です。

ターゲットしたユーザーを様々なデバイスから訴求する事ができる

Faceboo広告ではFacebookで登録している「アカウント情報」を基にしてターゲティングを行っており、さらにダイナミック広告ではトラッキングもFacebookのアカウント単位で行ってます。そのため、ユーザーが外出先などでスマートフォンで見ていた閲覧履歴を基にして帰宅後にPCから広告の配信を行うといった事が可能で、ダイナミック広告はデバイス機器を問わずユーザーにマッチした広告を配信することができます。

しかし、Facebookの利用者でなければターゲット層と判断される事はありませんが…笑

Facebookの持ち味のセグメント「人」でターゲティングできる

Facebookはユーザーの住んでいる地域や性別、年齢、興味関心など、様々なデータを管理しており、これらのユーザーデータから普段のFacebook広告はターゲティングを行っております。そして、先ほどもご紹介した様にダイナミック広告ではFacebookのアカウント単位での行動履歴でトラッキングを行っております。

ダイナミック広告はFacebookの強みである高精度なターゲティングとユーザーの行動履歴の2つをデータを基に、独自で開発したアルゴリズムを使用して広告の作成・配信が行われるため、1人1人に適切な商品情報を、適切なタイミングで伝える事が可能となっております。

ダイナミック広告の成功事例紹介

上記にてダイナミック広告の機能についてのメリットをご紹介したので、続いては実際の成果について他社様の成功事例をご紹介したいと思います。

Food52様成功事例
Food52様の商材はキッチン周りの調理機器や生活雑貨を販売しているFood52は、人それぞれに合わせたアプローチを行いCVRを向上させるためにFacebookのダイナミック広告の使用を開始しました。

施策の内容としては、

  • 過去に1日~4日の間で商品ページに訪問したユーザー
  • 過去に5日~10日の間で商品ページに訪問したユーザー
  • 過去に1日~4日の間で商品ページに訪問してカートに商品を入れたユーザー
  • 過去に5日~10日の間で商品ページに訪問してカートに商品を入れたユーザー

上記4つのターゲティング分けを行い、CVポイントは商品の購入として使用しました。

2016年の成果は過去最高の結果となり、

  • 広告費用対効果8倍を達成
  • ダイナミック広告導入後にコンバージョン率10倍を達成
  • ダイナミック広告導入後にコンバージョン単価を75%削減

上記の様な最高のパフォーマンスを達成しました。

今回、成功することができた要因は複数のターゲティングをテストし、目的を持ったPDCAをしっかりと回せた事が一番の理由ではないかと考えております。ダイナミック広告の使用はもちろんですが、顧客リスト使用してのカスタムオーディエンスによるリマーケティングや類似オーディエンスを使用しての新規顧客の獲得など、様々なターゲティングのテストを行ったようです。

ダイナミック広告のデメリットは?

上記でご紹介した成功事例やメリットの様にとても優秀な配信方法ですが、優秀がゆえに設定が難しく、手間がかかってしまうというデメリットがあります。Facebookピクセルを少しだけ触らないといけなかったり、製品フィードの作成を行わないとなりません。今回は簡単にはなりますが設定方法についてご紹介していきたいと思います。

広告出稿の流れ

1.製品カタログの作成
製品カタログというのはFacebookのシステムが動的に広告を出稿するための情報一覧になります。下記画像の様にスプレッドシートやエクセルで作成しましょう。製品カタログを種類で分けたい場合は製品セットで分けることが可能です。

必須項目一覧

  • ID(カタログ内での製品ID)
  • availability(品切れ、予約中などの在庫について)
  • condition(新品、中古など商品の状態)
  • description(商品の紹介文)
  • image_link(広告として表示させる画像のURL)
  • link(広告の飛ばし先)
  • title(見出し文)
  • price(値段)
  • brand(ブランド名)
  • google_product_category(googleが定める商材のカテゴリー)

おすすめ記事_八田1

2.各ピクセルの設置
ダイナミック広告を配信するためには、ベースコードピクセルの「PageView」、イベントコードピクセルの「ViewContent」、「AddToCart」、「Purchase」の合計4種類の設置が必要となります。

先ほどピクセルを触る必要があるとお伝えしましたが、そんなに難しいものではありません。先ほど説明した製品カタログで振った製品IDをイベントコードの「ViewContent」、「AddToCart」、「Purchase」のcontent_ids:[〇]〇の部分に置き換えれば完了です。

後はいつも広告を作成するようにキャンペーン目的から製品カタログから広告を作成すれば完了となります。
おすすめ記事_八田2

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介いたしました、製品カタログはとても便利な配信方法です。設定の方法もそこまで難しいものではないため皆様もぜひ一度設定して頂ければと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加

筆者

S.Hatta

前職はWeb業界とは程遠い系統ではあったが、ある一つのWeb広告に心を惹かれ広告業界に興味を持った。その中でBigmac inc.と出会い、主にFacebook広告の運用に携わっている。最近はスプラトゥーン2というゲームが発売したことにより、精神的に疲労(負け続けるなど)しながらもウデマエS+50を目指して日々努力している。最近の悩み事は一年近く伸ばしてきた横髪を家族に「横髪がうざったいから切れ」と言われ切ってしまうか悩んでいる。

筆者が最近執筆した記事