ウェブサイト改善のポイントとは


ウェブサイトでの売上アップ、人材獲得向上などのご相談が多くなっています。課題解決のため、サイトへの集客以上に重要となるのがサイトのパフォーマンス力。今回は、ウェブサイトの改善についてご紹介していきます。

 

誰に何をして欲しいサイトなのか

改善施策を実施する前には、まずWebサイトの目的を明確にすることが重要です。会社の紹介であれば、事業内容がわかりやすく解説してあるかどうかが重要ですし、商品を購入してもらう場合は、購入までの経路が迷わないつくりになっているかがポイントとなってきます。

さらには、ターゲットの特徴も考えなくてはいけません。若年層と年配者層では、受け入れられるデザインや文字の大きさも異なります。男性と女性でも、好まれるパターンは違ってくるでしょう。

自社がどんなターゲットに対して何を訴求していくのか、どの層の顧客が欲しいのか。明確なねらいこそが、正しい改善には欠かせません。色、テキスト量やボタンの配置、動作性、サイト内の導線。サイトの目的やターゲットを明確化が、細かな選択に対する判断の基準となるのです。

 

現状を知ることの大切さ

パフォーマンスを上げたいのであれば、まず現状を知ることからスタートしましょう。なんとなくデザインが古くなったから、問い合わせが少なくなったような気がする。などの感覚的理由では、改善前と改善後のパフォーマンスの比較が難しくなります。

Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用して、サイトの状態を知ること。人間でいう健康診断、メディカルチェックですね。
医師は、触診や検査情報で患者の状態を把握出来るからこそ、適切な処置が行えます。ウェブサイトも同じで、ユーザーの訪問数や滞在時間、離脱率や離脱率の高いページなど、解析ツールが提示するデータにこそ、改善のヒントが詰まっているのです。

数的データをもとにした改善策と、見た目や関係者の好みに傾倒した改善策。良い結果をもたらすのがどちらかは、比べるまでもありません。アクセス解析やサイト分析は、Web解析専門の会社に依頼することをおすすめします。

 

改善チェックポイント

サイトの現状を分析した上で、改善への具体的な項目をいくつかご紹介します。

目新しくなくても良い


サイトの構成は、同業種にありがちな普通なパターンがおすすめです。珍しい構成は、ユーザーが慣れておらず、使いにくいことも予測されます。興味を引くという点では有効かもしれませんが、サイト構成の目新しさで最終的に商品購入を決めるのではありません。

ウェブサイトの表示速度を意識する

読み込みの遅さは、ユーザーにストレスしか与えません。ユーザーのストレスがもたらすものは、サイトへのマイナスイメージであり、そもそも表示されるまで待ってすらくれないかもしれません。デザインに凝りすぎて重くなるのは避けましょう。このように、サイトでの獲得が約10倍も異なる事例も出ています。

ファーストビューで差をつける

サイトへ訪問した時に表示される部分、目に入る部分がファーストビューです。ユーザーは複数のサイトを閲覧し、納得できるサービスや商品を探します。サイトの第一印象でもあるファーストビューでユーザーの興味を惹かない限り、先の詳細情報まで掘り下げてはくれません。自社の優位性をファーストビューで訴求する工夫をしましょう。

マイナスポイントも紹介する

商品の長所ばかり紹介すると、逆に信憑性が低くなってしまいます。短所を記載することで、サービス・商品にリアリティが加わります。「〇〇な方にはおすすめしません」という紹介ケースも、しばし見かけますが、これもリアリティ演出のひとつの方法です。ウェブサイトだからこそ、信用性とリアリティをが欠かせないのです。

実際の事例を紹介する

案外実行できていないのが事例紹介です。サービスを受けたり、商品を購入したユーザーの声で商品の特徴・満足感を記事で訴求。し出来る限り細かく掲載することが、信用性をアピールすることに繋がります。企業向けのサービスであっても、利用していただいた企業の協力を取り出来るだけ掲載してきましょう。第三者の声は大きな説得力を持っているのです。

他にも「よくある質問」を掲載する、お問い合わせなどのフォームを入力項目を減らしてユーザーの負担をへらすなど、改善のポイントはサイトの至る所に存在しています。人は悪いところを認めず、見て見ぬふりをしたくなるものです。サイトに対しても同じで、新しい機能をプラスすることに目が行きがちになります。プラスする前に悪いところを直すという発想で取り組んでください。

まとめ

Webサイトは、作って公開したら終わりではありません。改善してユーザーテスト結果を見てサイト解析。そしてまた改善する。サイトのパフォーマンスを上げ続けるためにも、社内体制の構築や専門的知識を備えたパートナーを探すなど、PDCAを回す仕組みづくりを意識してみてはいかがでしょうか。

 

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筆者

Y.Nakahigashi

ラジオ局勤務を経て現職。若いスタッフが多いオフィスに、若干落ち着かない40代。見るもするもの野球好きで、少年野球の指導にも携わる。週末に野球をとるか家族をとるか。その選択が現在のもっぱらの悩みとなっている。いつまで経っても100を切れないゴルフと、知人から半ば強制的に連れて行かれる山登りを少々たしなみ、人畜無害の外見からか、知らない人に道を尋ねられることも多数。好きな動物は猫。好きなテレビ番組は「旅サラダ」。

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