老後は住み替えるべき?タイミングや住居の選び方まとめ
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老後に住み替えをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。「コンパクトハウスでシンプルに暮らしたい」「ガーデニングができる郊外に住みたい」など、皆さん希望があるでしょう。この記事では老後の住み替えはすべきか、またタイミングや住居の選び方を紹介します。ぜひ参考にしてください。

老後は住み替えるべき?

老後は住み替えるべき?

年を取ったから、また、子どもが巣立ったからといって、必ずしも住み替えをする必要はありません。しかし、「住み替えをしたいな」という気持ちが少しでもあるのなら、住み替えを検討することができるでしょう。

例えば退職して通勤する必要がなくなるならば、騒がしい駅近に住む必要もなくなるかもしれません。家で過ごす時間が長くなることで「もっと趣味を楽しめる家に住みたい」という気持ちが生まれることもありますし、子どもが独立して「個室で細かく分かれた家よりも、広い空間が欲しい」と考えるようになることもあるでしょう。

予算についても考えておく必要があります。住み替えをすることで老後の資金を削ってしまわないか綿密に計算しておくことは大切なことです。また、現在の住宅を売っても思っているような資金が手に入らないこともあります。いくつか不動産会社に査定に出し、納得できる売買を実現しましょう。

子世帯と二世帯住宅を建てるのなら「親子リレーローン」を検討することもできます。しかし、自分一人、もしくは配偶者と二人だけで生活するのなら、家計が厳しくなりそうなときは「住み替えをしない」という選択も必要でしょう。

住み替えのタイミング

住み替えのタイミング

老後の住み替えのタイミングは、いつとは決まっていません。しかし、あまり高齢になってからの引っ越しは、体力的に負担に感じるでしょう。また、現在の住宅を建て替えるのではなく居住地も変更しようと考えている場合は、新しい土地にすぐになじめるとは限らないため、高齢になる前に住み替えておきたいものです。

住宅ローンを組む必要がある場合は、さらに早く住み替えをするほうが良いかもしれません。60歳を過ぎると利用できるローンの選択肢が狭まるので、できれば退職する前などの50代のうちに住み替えをしておきましょう。

よくある住み替えのタイミングを3つ紹介します。それぞれの特徴も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

退職をしたとき

退職をすると今までよりも家で過ごす時間が長くなります。仕事が忙しく「家には寝に帰るだけ」という方にも家庭生活を楽しむ余裕が生まれますので、過ごしやすさを重視した住宅に住み替えてはいかがでしょうか。

退職をしたときならまとまった退職金(退職一時金)を受け取っているため、住み替えの費用として使うことができるでしょう。また、家づくりのための時間が取れるのも退職後の特権です。じっくりと時間をかけて、納得できる住宅をつくっていきましょう。

ただし、退職する年齢によっては住宅ローンが通りにくくなる可能性があります。貯蓄や退職金の中から支払えるのか検討しておきましょう。

末子が独立したとき

子どもが巣立つと、必要な部屋数も変わります。一人であるいは夫婦二人で暮らすだけなら、あまり空間が細かく分かれていないほうが、掃除もしやすく、暮らしやすいかもしれません。

また、子どもが別世帯を持って独立した場合に、子ども世帯との二世帯住宅に住み替えることもひとつの方法です。玄関や水回りなどを共用しない二世帯住宅なら、「同居」に抵抗がある方も暮らしやすくなるのではないでしょうか。

住み替えたい物件が見つかったとき

特にタイミングを決めないで、住み替えたい物件が見つかったときに住み替えを実行するのもおすすめです。新聞の折込チラシに心惹かれるマンションが載っていたとき、散歩をしていて気になる空き地を見つけたとき、また、旅行中に「ここに永住したい」という思いが生まれたときに住み替えを考え始めましょう。

住み替えたい物件があり、家族の了承を得られるのなら、ぜひ前向きに住み替えを検討してみましょう。学校や会社までの経路や周辺施設、ローンで借りる金額などをシミュレーションし、住み替えが現実的なのか考えてみてください。

住み替える住居はどう選ぶ?

住み替える住居はどう選ぶ?

老後の住み替えの選択肢としては、主に次の4つを挙げられます。

  • 戸建て住宅
  • マンション
  • 高齢者施設
  • 賃貸住宅
  • 現在の住宅をリフォーム

「老後は広々とした空間で暮らしたい」と考えている方や、ガーデニングや家庭菜園を楽しみたい方、マイカーを手元に置いて掃除やメンテナンスをしたい方は、戸建て住宅への住み替えがおすすめです。現在の一戸建て住宅を売却して新たに不動産を購入することもできますが、同じ場所に建て替えることもできます。

コンパクトに暮らしたい方やセキュリティ重視の方にはマンションがおすすめです。同程度の金額の戸建て住宅に比べると駅近にあることが多いため、便利な生活を楽しめそうです。ただし、マンションは毎月管理費が発生しますので、住宅ローンの返済と管理費の両方を支払えるのか検討する必要があります。

高齢者施設や賃貸住宅への住み替えも検討できるでしょう。しかし、住みたいと思ったときに空きがあるとは限らないため、早めの情報収集が不可欠です。

現在の住まいに住み続けたいと考えている方は、手すりやスロープなどでバリアフリー化することがおすすめです。バリアフリー住宅に強い工務店等に相談してみましょう。

生活を楽しめる住居を選ぼう

平均寿命が延び、60歳で定年を迎えたとしてもさらに20年、30年の老後生活があります。どのような住宅を住み替え先として選ぶ場合でも、「生活を楽しめる住宅か」を重視するようにしましょう。