
ホームページを作成する方法の選択肢は多く、どうやって作ったらいいか悩みがちではないでしょうか?自分で作るのか、制作会社に依頼するのかで悩んでいる場合もあるでしょう。HP作成で最適なサービスを選ぶために、意識するべきポイントをお伝えします。
目次
HP作成のコンセプトを明確にしよう
HP作成前には、コンセプトをはっきりさせておく必要があります。たとえば公式サイトとして様々な情報を伝えたい、ショッピングサイトで商品販売をしたいなどといった事です。
また、ターゲットとなるユーザーを把握し、集客を意識しておくことも重要でしょう。特に、ショッピングサイトであれば購入数に大きく影響します。コンセプトの大枠が決まったら、必要なページ、必要なデータやデザインをまとめておくとHP作成時の助けになることでしょう。
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HP作成は目的にあったサービス選びが重要
ソフト購入が不要で人気の高い、おすすめのHP作成サービスを紹介していきます。目的にあった機能があるものを使うようにしましょう。例えば、公式サイトであれば関係のない広告が出ないもの、ショッピングサイトなら商品購入ができる機能は最低限の条件になります。
Wix
Wixはクラウド型CMSサービスで、ドラッグ&ドロップでボタンや文字、画像などの位置を設定できる簡単さが特徴です。ジャンル別に検索できる、無料のテンプレートから選んでいくだけでもホームページが出来上がります。無料では広告が表示され、独自ドメインの利用もできません。
Jimdo
Jimdoはスマートフォンやタブレットで編集、更新ができるホームページ作成サービスです。商品数最大5点までの小規模なオンラインショップ作成ができる事も魅力で、SNS連携のためのボタン設置も可能となっています。無料では広告が表示され、独自ドメインの利用もできません。
Weebly
Weeblyは専門知識がなくても利用でき、スマホから簡単更新ができます。ただし、サポートは英語のみで、使い方を調べても参考になる情報を見つけるのは困難。テンプレートを利用した、シンプルなホームページを作成したい向けになるでしょう。無料で利用する場合には、広告が表示されます。
Strikingly
Strikinglyは、基本的に1ページでサイトが完結する、シンプルなサービスです。別のページに飛ばず、スクロールして閲覧する縦長のホームページを作るのに向いています。無料でも利用できますが、広告が表示されるなどの制限があります。
Webnode
Webnodeは、個人利用に限り、広告表示なしで利用できるウェブサイトビルダーサービスです。
テンプレートが豊富にあり、スマホやモバイル表示にも対応しています。
ネットショップやビジネスでの利用は、有料プランの利用が必須。個人利用がベストです。
BASE
BASEには決済機能が用意されており、ネットショップに最適です。デザインのテンプレートがあり、簡単に作成ができるのが魅力。さらに、ネットショップとして登録する商品数に制限はありません。
専門知識のある人は自由にカスタマイズも可能で、有料のテンプレートも用意されています。初期費用・月額無料。利用料金として、決済手数料有り(売上の3.6%+40円)と、商品が売れない限りはお金のかからないサービスです。
Crayon(クレヨン)
Crayonにはスマートフォンだけでホームページが作れる機能があります。スマートフォンで撮影した写真をアップロードするだけの簡単操作で、パソコンで作業ができない人におすすめです。ただし、無料、有料ともに公開できるページ数、使用できる画像数に制限があります。無料だと広告も表示されてしまうため、とにかく簡単に作りたい人向けでしょう。
HP作成に無料プランでの利用はおすすめしない
サービスを無料プランで利用する場合、多くのデメリットが発生します。広告が表示されたり、独自ドメインが利用できなかったり、SEO対策が弱くなってしまったりといったデメリットは、利用方法で失敗したと感じることもあるでしょう。はじめてホームページを作る初心者が趣味で作る場合など、限定的な用途以外では、有料プランを利用するのが一番です。
無料ツールを活用して作る方法もある
専門知識がある人なら、ホームページを自分で作ってしまう方法もあります。PHPというプログラミング言語を知らなければ作成が難しいため、ホームページ製作会社に頼んでみるのも良いでしょう。紹介する無料ツールを活用して作成することで、HP作成サービスを探す必要はなくなります。
WordPress
WordPressは公式ホームページからブログまで、様々な利用ができ、基本機能は全て無料。元々はブログソフトであり、お知らせなどの投稿機能はもちろん、カスタマイズ次第では様々な機能を拡張する事が可能です。
また、詳しいことは『WordPressとPHPの仕組み テーマとプラグインについても紹介』でも解説しています。
EC-cube
EC-cubeはECショップ構築に特化したサービスで、基本機能は全て無料。
決済機能が充実しており、顧客管理、在庫・物流管理、SNS連携などもプラグインのカスタマイズで追加ができます。
自分で作るなら、サーバーレンタルが必須
独自のホームページをネット上に公開するには、有料のサーバーのレンタルが必須。サーバーはWEB上の土地のようなもので、住所にあたるドメインと共に取得が必要になります。人気のレンタルサーバー4つを紹介します。
エックスサーバー
エックスサーバーは、無料で常時SSL化ができ、メールアドレスの作成もでき、サーバー容量も大きい定番サーバー。費用は月額900円からと高めですが、高機能で安心できます。
さくらのレンタルサーバー
さくらサーバーは、費用を抑えたい方におすすめです。ただし、一番安いプランだとサーバー容量が10GBしかないため、小規模なホームページしか公開できません。
ロリポップ!
ロリポップ!は、さくらサーバーと同様に一番安いプランだと10GBしかないサーバーで、費用を抑えたい方向けになります。
お名前.comレンタルサーバー
お名前.comは、独自ドメインを取得することもできるサーバーです。月額900円〜とエックスサーバーと同じくお高めですが、独自ドメインの取得とサーバーレンタルを同時にできるのは他にないメリットです。
HP公開後の運営にかかる費用も意識しよう
ホームページを作成し、公開したからといって終わりではありません。お知らせや新記事の投稿といった単なる投稿だけではなく、各ページの修正といったホスティング、SEO対策に広告配信など、ホームページを運営していく業務が発生します。
ホームページ運営業務が自社でできれば良いのですが、難しい場合もあるでしょう。他者に代行して行なってもらう際にはもちろん、代行費用がかかってきます。代行費用の相場は数万円から数百万円と、依頼する内容によって差が出てくるため、HP作成と合わせて事前に見積もりをとっておくと良いでしょう。HP公開後の運営に費用をかけるかどうか、意識しておくことが重要です。
HP作成は最適なサービスと運営費用を意識しよう
HP作成では、ECサイトを作るなどの目的にあった機能の有無を確認することで、最適なサービスを選ぶことができます。また、運営にかかる費用はサーバーのレンタル料金やHPの更新や広告費など、様々なものがあるため、ひとつの投資と考え、意識するようにしましょう。
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