やるべきこと、やるべきでないことの選別

やるべきこと、やるべきでないことの選別

こんにちは。9月になりました。8月も東京・金沢・富山・福井・鳥取など様々なところに移動した月になりました。

例年通りとっても暑い夏を想定していたんですが、思ったより雨が多くて九州などでは記録的な雨になりましたね。私は、数年ぶりに風邪をひいてしまい4日間程使い物にならない期間を作ってしまいました。

体調が悪化するとわかるのですが、人間は健康が一番ですね。健康でない時点で喜んだり怒ったりすることすら不可能になるし、正しい指揮をふるえる状況ではなくなりますね。この季節の変わるタイミングで再度気を引きしめて健康に過ごしていきたいと思います。

 

業績が伸びないと他のことを試したくなる

業績が伸びないと他のことを試したくなる

これは私も含めてですが、思ったより自社のメイン事業の業績が上がらないと、経営者は他の収益源を求めてしまい別事業をスタートするケースが多いです。その新規事業が既存事業を更に伸ばす事業であれば問題はないのですが、だいたいはあまりシナジーがない事業を選択してしまいます。

経営サイドからすると、新たな収益&新たな雇用を創出するためにやっているのですが、このようなパターンの新規事業は大抵うまくはいきません。うまくいかない理由には、下記のような理由があります。

 

① 既存事業とのシナジーがない

② 先が見えないから優秀な人材を投入できない

③ 新たな人材など中々雇用しにくい

④ メイン事業ではないので予算を捻出しにくい

 

大きく考えると、この4つが伸びない大きな理由になっているんじゃないかなと感じます。もちろん私もこのような失敗をしてきたので記載しているのですが、感覚値で判断していざ走り出すと、メイン事業程の熱量や資金力で伸ばしていくことは極めて不可能に近いのです。

ただ、先にも記載しましたが、あくまでメイン事業を伸ばすことにもつながる事業であれば話は別です。メイン事業を伸ばすための事業なので、優秀な人材も投入できるし明らかに違うジャンルの方を採用するわけでもないので採用にも困らない、予算もメインを伸ばすためであれば使えます。

重要なのは、会社として『何に集中するのか』『何を伸ばしたいのか』ということに向き合って考えることだと思います。そこが大きくブレなければ、シナジーがない事業に無駄に手を出すことはなくなると思います。

 

実は業務整理も同じ考え方をする

実は業務整理も同じ考え方をする

上記で記載したように、経営戦略の上でも『やるべきこと』『やるべきでないこと』を明確にすることは必要ですが、普段の業務の中でもこの考えは必要になってきます。対顧客ビジネスを展開していると、相手に言われたことを鵜呑みに全てやってしまう担当者がいます。そういう担当者はいずれキャパの限界がきてしまい周りに迷惑をかけてしまいます。

もちろん、売上&利益を伸ばすためにやったほうがいいことはたくさん存在するんだと思いますが、何でも『優先度』があることを忘れてはいけません。課題が10個あるのであれば、顧客にとって一番売上インパクトになりそうな施策から順に優先していくべきです。

業務の優先度がわからないと言う人は、何を基準に優先度を決めたらいいのか?がわからないだけです。対顧客に対してのビジネスであれば売上インパクトがでかい順に優先していけばいいのです。

また、人の業務時間は限られています。やるべきことに集中することはもちろん大切ですが『やるべきでないこと』も明確に決めていく必要はあります。

特に私たちは、下記のような仕組みは定期的に見直しをしています。

 

① 報告フロー

② コミュニケーション

③ 組織ルール

④ 業務フロー

 

日々発生するもので、常にアップデートが必要なものです。昔からこのように進めているからとか『昔から○○だから』というものにはどうしても無駄が生じてきます。時代が止まっていれば問題ないのですが、時代が進化している以上、仕組みなどもアップデートしていかなければいけないのです。

まとめ

まとめ

9月になり、私たちBigmacもQ4に入りました。この秋には昨年以上の伸び率を発表できるように動いています。

ではまた10月元気にお会いしましょう。

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